銀幕日記 ~今宵の肴~

夜更かしの友である映画の寸評というか、何というか、つれづれなるままに(笑 

ゴッド・ディーバ

2007-03-21 01:13:26 | か行
今宵の友は2004年制作の「ゴッド・ディーバ」
世界的なグラフィック・アーティスト、エンキ・ビラルが監督・脚本を兼任した近未来SF。主要な3名以外はCG合成で描かれた何とも言えない質感の作品。

人間、ニュータント、エイリアンが共存している2095年のNYでは、人工臓器や合成皮膚などで巨大に発展したユージェニックス社が社会を支配していた。一斉検挙で捕われた中に、過去の記憶の無いジル(リンダ・アルディ)という娘がいて、医師のターナー(シャーロット・ランプリング)が実験台として興味を持ち、譲り受けたことから、物語が展開するという設定。

古代エジプト神やら、依代となる政治犯やら、連続殺人事件やら、いろいろな視点からストーリーが展開するのだが、とっても不親切な進行なので、難解。結局、自然回帰なのか、神の領域にまで踏み込んだ人間への警鐘なのか・・・。ミス・フランスのR・アルディはさすがに綺麗だけど、それだけだw
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