5月から7月にかけて開花し、白、青、紫または赤色の
萼(がく)が大きく発達した装飾花をもつ紫陽花。
日本で咲く紫陽花には青や紫が多いですが、
ヨーロッパでは赤が多いと言われます。

紫陽花の花の色には土の酸度が関係し、
酸性だと青く、アルカリ性だと赤くなると言われます。
花を青色にしたい場合は、酸性の肥料や、
アルミニウムを含むミョウバンを与えるなど
土壌改良をするのだそうです。

昨年9月14日にオープンしたオリンピックミュージアム。
一時は、観光バスに乗った団体客も多数訪れていましたが、
コロナ禍で休館、再オープンしたのは6月23日です。
2020年東京オリンピックに出場する日本人選手の名前が
刻まれたら再訪しようと思っていましたが、
永久に刻まれることがないのではという気もします。

咲き始めの頃は白っぽく、次第に色が変ってくることから
「七変化」とも呼ばれる紫陽花の花言葉の中には、
『移り気』『浮気』『変節』という花言葉もあり、
お寺に多く咲くもので、家に飾るとノイローゼになると
書かれたものもあり、良い印象ではありませんでした。
今では種類も多く公園や街角のどこでも咲いており、
梅雨の季節を彩る花の代表格としても人気で、
切り花としても売られています。
いよいよ梅雨が始まるのだと思った日でした。
東京都新宿区霞ヶ丘町4-2
2020.6.6