魚介類専門市場として韓国一の規模を誇る
釜山のチャガルチ市場は、釜山タワーや国際市場から
すぐの所にあるので、徒歩で移動します。

繁華街から「チャガルチ市場」の看板をくぐり抜けた瞬間、
潮の香りが強くなり、別世界に来たような気分に。
毎日夜明け前から遠近海の300種を越える
魚介類が次々と運び込まれ活気に包まれるそうですが、
残念ながら売れ残りとなってしまうのでしょうか


日本の魚売り場では、切り身として売られる太刀魚も
ご覧の通り、1匹で売られているのですね。

2006年8月、地下2階・地上7階の現在のビルに
建て替えられたチャガルチ市場の中を
クラブツーリズムのツアー客38名と
添乗員さん、現地ガイドさんの総勢40名で歩きます。

チャガルチ市場の名物アジメ(おばさん)と言いますが、
日韓関係が冷え込んでいるからなのか、
日本からの団体客は商売にならないからなのか、
呼び込みや引き込みもありませんでした。

建物内では好きな魚を選び薬味代を出せば、
上の食堂で新鮮な魚を刺身や
海鮮鍋などでいただけるのですが、
これから別の場所で夕食となります。

チャガルチ市場ビル周辺部にも露店街が発達し、
観光地となっているますが、起源は、朝鮮戦争の頃、
釜山に集まった避難民や戦争未亡人、在外韓国人たちが、
南浦洞の露店で海産物の取引や加工を行って、
韓国最大級の魚介類専門市場になったようです。
韓国・釜山市
2019.10.21