野心と悟り

人にとって、野心は必要なのだろうか？
野心=欲だと思うのだ。
それは出世欲だったり、異性に好かれたかったり、金銭欲だったり、皆から尊敬されたかったり、出世したかったりするだろう。
野心とは、外へ向かう気持ちだ。
自分が満足するというより、他者との比較で生まれるもの。
でも、まったく野心がなくなると・・・
進むべき道が分からなくなり、迷い、無気力になるだろう。
ある程度野心があれば即行動出来るだろう。
現代社会では必要不可欠な要素なのかもしれない。

最近思うこと・・・
最近学んでいること・・・
「何かを求めるから苦しい」
「何も求めなければ、心は波立たない」
そういえば、『求めない』って本が売れていたっけ・・・
誰かに何かをしてあげる。
その見返りを求めるから、相手の態度によって苦しくなったり、嬉しくなったり、悲しくなったりする。自分の気持ちが乱れる。
誰かに答えを求める。
その答えに従って行動すると、結果が自分の考えていたものと違っていたら逃げ道が出来る。誰かのせいにする。それは自分の問題なのに、自分の問題ではないように思う。
すべては自分のことである。
すべてが生まれるのは自分の心からである。
結果の原因は必ず自分にあるはずだ。
でも時に、つい期待しちゃったり、妄想しちゃったりする。
これってクセだと思う。

悟りというのは、自分の内なるものだろう。
他者にどう思われより、自分がどう感じるかが重要である。
悟りと野心は共存出来るのか？