small daily happiness

旅人の私が探す日常の小さな発見

言葉って・・・

2008年07月11日 | 私の感じたこと
昨日、メールした友人からの返信メール
彼女のお兄さんが病気になってしまい、しかも症状が進行していた。
私がメールしたときに、丁度病院で説明を受けていたらしい。
タイミングが悪すぎる私・・・

言葉が出なかった。

こんなとき、彼女になんと言ってあげればいいのだろう。
「大丈夫だよ」そんな気軽なことは言えない。
「頑張って」そんな無責任なことも言えない。
どんな言葉を掛ければいいか分からなかった。
そんな自分が不甲斐なかった。

今日、久しぶりに会った友人と軽く飲む
会わなかった間に、色々と大変なことがあったよう。
話を聞けば聞くほど、彼女の傷は深そうである。
これを転機と考え、これを機に変われることを祈るばかり。
彼女の人生は彼女のモノで、私が関われるのはほんの一部だ。
でも、でも、でも、彼女らしく生きて欲しい。

私の言葉で伝わっただろうか・・・
言葉って難しい。

昨日のブログにも登場した本『ザーヒル』
その中にこんな一文がある。
「本当の友というのは、僕らの身にいいことが起こったときにそばにいてくれる人なんだ。偽者の友達というのは、困難なときにだけあらわれる人だ、悲しげな顔をして『力になる』というような顔をしていながら、実際には、僕らの苦しみを使って自分の惨めな人生を慰めているだけなんだ」

どちらの場合も、私はただそばにいてあげたいと思う。

ザーヒルとは・・・
アラビア語で「目に見える」「そこにある」「気づかずにすますことができない」という意味。