後期日程に突入した関西学生リーグ。1部の後期第2節が今週も太陽が丘球技場Bで行われ、5位・同大が9位・びわこ大と対戦。ここまで6勝4分2敗と好調を維持している同大は何とかこのまま上位にしがみついていきたいところ。この日もびわこ大をシーソーゲームの末に3-2で下して、勝点を25ポイントに積み上げた。対するびわこ大はこれで8試合連続未勝利と苦しい戦いが続いている。
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先週に続き、秋晴れの好天に恵まれた太陽が丘。しかしながら、気温こそ涼しいが非常に強い風が吹き、体感温度は寒いくらい。選手たちも風上、風下でボールコントロールが難しい場面もあっただろう。1試合目から白熱の点の奪い合いとなった。
同大は、前節こそ大産大に1-1と引き分けたが、前期の4連勝が効いており、現在も5位と好位置につける。しかも上位陣は勝点差が切迫しており、首位・関西大が頭一つ抜け出ているものの、まだまだ分からない。十分インカレ出場権を獲得する3位以内は現実目標だ。前節からGK含めて先発4人を替えて試合に臨む。
対するびわこ大も関西大を手玉に取った前期第4節からリーグ戦では5ヶ月以上勝利に見放されている状況。負け試合もそのほとんどが1点差という内容で、引き分けも多く悔やまれる結果が多い。しかしながら、入替戦の対象となるボトム3は避けたいところ。その意味でもこの同大戦は後期の試金石となる試合だった。びわこ大は前節のメンバーから藤本(4年)に代わって山本(3年)が先発に名前を連ねる。
試合は、同大が幸先よく先制に成功。杉山(4年)の思い切りの良いシュートが辻(4年)の足に当たる形でラッキーな先制点。同大は前半、風下に立つ状況でその後苦戦を強いられただけに、序盤早々にエースに得点が生まれたのは大きかった。
その後、徐々にびわこ大がペースを盛り返す。左サイドバックの二戸(4年)と山本(3年)が果敢にサイドを突いて同大陣内まで攻め込む。また、中央ではボールを持つ度に松田(2年)がシュートを狙っていった。25分には松田がGKと1対1のチャンスを作るが決められない。33分には山本の左からのクロスに松田がヘッドで合わせるも惜しくもゴール右に外れる。時折同大のカウンターを食らいながらも風上のびわこ大が積極的にゴールを狙い続けた。すると、32分にエリア前左手でボールを受けた二戸がミドルシュートを鮮やかに決めてびわこ大が同点に追いつく。
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びわこ大・MF山本が積極的に攻め込む。
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序盤こそ劣勢に立ったが、次第にびわこ大のペースに。
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2年生ながらチームのエース・松田がゴールを狙う。
後半、前半の劣勢を引きずる同大は、早めに勝ち越し弾を決めたいところ。51分にはFW石津(3年)が強烈なヘッドをお見舞い。これは辛くもびわこ大・GK柴田(3年)がセーブする。そして62分に、前半に先制点を決めた辻を下げてFW松田(4年)を投入。すると徐々に同大は更に活力を取り戻してリズムが生まれた。69分にはCKから石津が先ほどと同じようにヘッド1発。これが決まって同大が勝ち越しに成功する。
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同大の右サイドバック三浦(3年)。再三の攻撃参加で援護射撃。
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石津のヘッドが決まって同大が勝ち越し。
びわこ大は再び1点のビハインドを追いかける展開に、選手交代でチャンスを模索する。同大が活性化していただけに我慢の時間は続いたが、びわこ大には前期関西大を落としたカウンターという武器がある。まだ前線で松田がゴールを強かに狙っており、彼らも切れてはいなかった。すると84分、これまで沈黙していた松田がようやくシュートを決めてびわこ大が再び同点に追いついたのだった。
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勝ち越してからも同大は杉山を中心に攻め立てる。
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切り込むびわこ大・MF竹内(3年)。
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G大阪ユース出身の二戸は先制点で魅せた。
しかし、勝負強かったのは同大の方だった。残り5分でも諦めずにびわこ大陣内へアタック。88分に、東矢(4年)が左サイドを駆け上がると、絶妙の折り返し。これをニアで途中出場の松田が決めて二度目の勝ち越しをやってのけた。このまま試合は終了。同大は勝点を25ポイントに伸ばして上位陣に留まる勝利。片やびわこ大はまたも1点差敗戦となってしまった。
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最後に大仕事をやってのけた同大・MF東矢。
決勝点のアシストはお見事。
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同大の中心として進路が注目されるMF早坂(4年)。
実兄はJ2・鳥栖でプレーする。
点の取り合いにはなったが、同大の勝負強さを見た試合だった。これで今季7勝目。この調子を維持して是非ともインカレ出場(リーグ最終順位3位以内)を掴んで欲しい。リーグ優勝こそ他の上位陣との直接対決次第だが、主力に4年生も比較的多いチーム構成だけに、最後の華を咲かせる躍進にOBとして期待したい。
びわこ大も次節に絶不調の立命大を対戦相手に迎えるが、この試合はターニングポイントになりそう。大産大とのボトム3争いを抜け出すためにもこれ以上負けられない。1節でも早く勝利が欲しい状況だ。
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先週に続き、秋晴れの好天に恵まれた太陽が丘。しかしながら、気温こそ涼しいが非常に強い風が吹き、体感温度は寒いくらい。選手たちも風上、風下でボールコントロールが難しい場面もあっただろう。1試合目から白熱の点の奪い合いとなった。
同大は、前節こそ大産大に1-1と引き分けたが、前期の4連勝が効いており、現在も5位と好位置につける。しかも上位陣は勝点差が切迫しており、首位・関西大が頭一つ抜け出ているものの、まだまだ分からない。十分インカレ出場権を獲得する3位以内は現実目標だ。前節からGK含めて先発4人を替えて試合に臨む。
対するびわこ大も関西大を手玉に取った前期第4節からリーグ戦では5ヶ月以上勝利に見放されている状況。負け試合もそのほとんどが1点差という内容で、引き分けも多く悔やまれる結果が多い。しかしながら、入替戦の対象となるボトム3は避けたいところ。その意味でもこの同大戦は後期の試金石となる試合だった。びわこ大は前節のメンバーから藤本(4年)に代わって山本(3年)が先発に名前を連ねる。
試合は、同大が幸先よく先制に成功。杉山(4年)の思い切りの良いシュートが辻(4年)の足に当たる形でラッキーな先制点。同大は前半、風下に立つ状況でその後苦戦を強いられただけに、序盤早々にエースに得点が生まれたのは大きかった。
その後、徐々にびわこ大がペースを盛り返す。左サイドバックの二戸(4年)と山本(3年)が果敢にサイドを突いて同大陣内まで攻め込む。また、中央ではボールを持つ度に松田(2年)がシュートを狙っていった。25分には松田がGKと1対1のチャンスを作るが決められない。33分には山本の左からのクロスに松田がヘッドで合わせるも惜しくもゴール右に外れる。時折同大のカウンターを食らいながらも風上のびわこ大が積極的にゴールを狙い続けた。すると、32分にエリア前左手でボールを受けた二戸がミドルシュートを鮮やかに決めてびわこ大が同点に追いつく。
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びわこ大・MF山本が積極的に攻め込む。
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序盤こそ劣勢に立ったが、次第にびわこ大のペースに。
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2年生ながらチームのエース・松田がゴールを狙う。
後半、前半の劣勢を引きずる同大は、早めに勝ち越し弾を決めたいところ。51分にはFW石津(3年)が強烈なヘッドをお見舞い。これは辛くもびわこ大・GK柴田(3年)がセーブする。そして62分に、前半に先制点を決めた辻を下げてFW松田(4年)を投入。すると徐々に同大は更に活力を取り戻してリズムが生まれた。69分にはCKから石津が先ほどと同じようにヘッド1発。これが決まって同大が勝ち越しに成功する。
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同大の右サイドバック三浦(3年)。再三の攻撃参加で援護射撃。
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石津のヘッドが決まって同大が勝ち越し。
びわこ大は再び1点のビハインドを追いかける展開に、選手交代でチャンスを模索する。同大が活性化していただけに我慢の時間は続いたが、びわこ大には前期関西大を落としたカウンターという武器がある。まだ前線で松田がゴールを強かに狙っており、彼らも切れてはいなかった。すると84分、これまで沈黙していた松田がようやくシュートを決めてびわこ大が再び同点に追いついたのだった。
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勝ち越してからも同大は杉山を中心に攻め立てる。
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切り込むびわこ大・MF竹内(3年)。
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G大阪ユース出身の二戸は先制点で魅せた。
しかし、勝負強かったのは同大の方だった。残り5分でも諦めずにびわこ大陣内へアタック。88分に、東矢(4年)が左サイドを駆け上がると、絶妙の折り返し。これをニアで途中出場の松田が決めて二度目の勝ち越しをやってのけた。このまま試合は終了。同大は勝点を25ポイントに伸ばして上位陣に留まる勝利。片やびわこ大はまたも1点差敗戦となってしまった。
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最後に大仕事をやってのけた同大・MF東矢。
決勝点のアシストはお見事。
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同大の中心として進路が注目されるMF早坂(4年)。
実兄はJ2・鳥栖でプレーする。
点の取り合いにはなったが、同大の勝負強さを見た試合だった。これで今季7勝目。この調子を維持して是非ともインカレ出場(リーグ最終順位3位以内)を掴んで欲しい。リーグ優勝こそ他の上位陣との直接対決次第だが、主力に4年生も比較的多いチーム構成だけに、最後の華を咲かせる躍進にOBとして期待したい。
びわこ大も次節に絶不調の立命大を対戦相手に迎えるが、この試合はターニングポイントになりそう。大産大とのボトム3争いを抜け出すためにもこれ以上負けられない。1節でも早く勝利が欲しい状況だ。