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京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

聞香体験( もんこうたいけん )

2013-04-16 13:39:37 | お出かけ
聞香体験・・お香を焚いてみる体験をしてきました。

香炉・お道具・香木のセット。

香炉に火をつけた炭団( たどん )を火箸( ひばし )で埋め込み、慣らしていきます

たたんだ扇子の様なお道具。
裏に細かい筋目が入り、山型にならしていくと、
枯山水のような美しい筋が浮かび上がってきます。
・・無の境地には程遠い・・(笑)

一緒に体験をしたのは、このメンバー
 

丁寧にご指導していただきながらですが、難しい・・(笑)
茶道同様、作法があり、先生は一つ一つの動作が美しい。

使ったお道具は・・
火箸・灰押さえ(扇子のようなやつです)・
羽箒( はぼうき )、これは、灰を整えたあと、飛び散った灰を掃き清めます

そして、香木を置く段階になると、銀葉鋏( ぎんようばさみ )、香匙( こうさじ )を使います。


銀葉とはなんぞ?ですね。
炭団を埋めた灰の上に、雲母( うんも )の板を乗せ、
香木を乗せる、お道具です。

雲母( キララとも呼ばれる、鉱物です )の周りを、
銀のようなもので縁取りをしてあるから、そう呼ばれるのかもしれません。
乗せた状態が、コレ。真ん中の茶色い物が香木。


香木は、直接火にはくべず、銀葉の上に乗せ暖めて香を出します。
今回の香木は 『 伽羅 ( きゃら )・真南蛮( まなんばん )』
どちらも甘い香が特徴ですが、真南蛮の方がスッキリとした甘さでした。


煙が出ると、香が台無しになるので
火加減が難しい。。らしいです。(笑)
そして、気持ちを集中して、香を聞く。
ファーストフラッシュではないですが、
最初に立ち上がってきた香が 一番甘~く、酔いしれるような感じでした。

今日は、とっても大まかに体験した手順をご紹介いたします。
初体験の事だったので、色々書きたいけれども
長~くなるので、続きはまた次回~(笑)
コメント
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