写真1 ナスの脇にソルゴー
写真2 ナス、インゲン、ブロッコリーの脇にソルゴー 写真1の反対側
写真3 ナスを囲むソルゴーが見える
写真4 写真5
写真4 2014/07/21 ソルゴー伸びてナスを護る 写真1・写真2のナス畑
写真5 2014/05/18 ナスは移植・定植されて日数少ない 写真1・写真2のナス畑
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2014年9月下旬午前9時、JR宇都宮線自治医大駅を出発
いつもの農道・里みちへ
約40分後、前方に既知と初見の男性、農作業中(弊ブログ2014年10月18日・写真2)
既知男性Aさん(83歳・弊ブログ2014年10月18日・写真1)の現場に着く
伺うとホウレンソウ播きの準備
農道・里みちを挟みナス畑(注1)
畑の両端にソルゴー並ぶ(写真1・写真2)
ナスとソルゴーの丈はほぼ同じ
ナス収穫は終盤
ソルゴーは実をつけている
なぜ、ソルゴーは畑の端にナスを挟むように植えられているのか
Aさん曰く、風避け(注1)
さらに歩を進めると、ナスを囲むソルゴーが目に入る(写真3)
見撮しつつ気になるのは、ソルゴーをなぜ植えているのか
確かに、風が吹くとナスはこすり合い傷つき、商品価値を落とす
しかし、台風を除くと強風はないように思う
かつて筆者は、埼玉県で、ナス畑のソルゴーは害虫の天敵を棲ませ増やす処と聞いた
そこで、栃木県下都賀農業振興事務所経営普及部に確認
同部は当地の農業を指導する部署
次のよう
ソルゴーは風避けだけでなく、土着天敵を棲ませ増やす役割を持つ
IPMの一つ
やはり、思っていたとおり
IPMとはIntegrated Pest Managementの略
総合防除と言われ、人に優しい、環境に優しい防除方法
具体的には次の4つの対策などを総合的に組み合わせた防除対策
①有害生物が生息しにくい環境をつくる環境対策
②天敵を使う生物的対策
③機械や道具を使う物理的対策
④農薬など化学剤を使う化学的対策
注1 Aさんとの会話
<このナスは旦那さんとこですよね> そうだよ、うん
<ソルゴー植えてあるでしょ> うん、周りに
<これは、どゆことで植えてあるんですか> かざ避け
<かざ避け> うん、ソルゴーはかざ避け
<かざ避け、なんか病害虫とは関係ないの> 関係ない
<関係ない> うん
<かざ避けに植えてるんの> うん、かざ避けに播いてる
引用・参考文献等:公益社団法人日本ペストコントロール協会ホームペイジ
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2014年09月28日 撮影地:栃木県下野市
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