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カタクリは山野(落葉広葉樹林)に群生する多年草
高さ約15㎝の茎の先に径約5㎝の淡紫花や紅紫花をつける
花期は3月~5月
5月になると茎や葉は枯れる
鱗茎(地下茎)からとる澱粉が片栗粉
現在、片栗粉の多くはジャガイモからとる
近年、乱獲や開発でカタクリの自生地は減り、地域の人たちや関係機関が保護している
その例が埼玉県比企郡小川町の「カタクリとニリンソウの里」や「カタクリとオオムラサキの林」
4月17日に訪ねると、ともにカタクリの花の盛りは過ぎていた
「カタクリとニリンソウの里」でかろうじて観賞できた(写真1~写真3)
「カタクリとオオムラサキの林」はとき既に遅く、来年を期す
学名:Erythronium japonicum ユリ科
引用・参考文献:『山渓カラー名鑑 日本の野草』624-625頁、株式会社 山と渓谷社
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2011年04月17日 撮影地:埼玉県小川町
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