写真1 写真2
写真1 渡船から荷を受取る人生ベテラン女性2人
写真2 ゆっくり、ゆっくり
写真3 写真4
写真3 頑張ってください、おばーちゃん。
写真4 急坂は、あと少しです。
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1.三重県志摩市、英虞湾に浮かぶ間崎島へ
2013年02月02日、的矢湾に浮かぶ渡鹿野島からの帰り、
志摩市阿児町国府白浜で防波堤のあばーちゃんに遇い、
定置網のミチアミ造り漁師にも遇った(当ブログ2013年02月16日・同月15日)。
その後、バスに乗り、近鉄電車に乗り、賢島発14:50の定期渡船に乗り、
間崎島(まさきじま)に上陸。既に陽は西に傾いた15時頃。
船着き岸壁に4人の女性。
郵便配達女性を含む2人は次の和具港へ向かう。
乗船しない2人は船が運んで来る荷物を待つ人生ベテラン女性(写真1)。
そのうち、後でわかったが、一人は「にしい商店」のおかみさん。
船着き場の近くで営業。乗船券も販売。
下船したのは私と熟年男性1人。彼は帰りも私といっしょ、16:20発の賢島行に乗船。
2.急勾配のセコを一歩一歩、おばーちゃん
さて、間崎島にも渡鹿野島と同じようにセコ(狭い生活路)がある。
上記の人生ベテラン女性独りが、渡船から段ボール入り荷物を受け取り、手押し車に載せている。
急坂のセコ、独りで、ゆっくり、ゆっくり、一歩、一歩(写真2~写真4)。
<おばーちゃん、替わって押しましょうか> いや、坂やからきつい、汗出るわー。
休み、休み行くから、けっこうや。
<そうですかー>
私は17:10までに船着き場に戻らねばならない。
無情ではあるが、アオサ(青海苔)の養殖場を探すため、先を急ぐ。
坂を上りきった所で振り返る。
やはり、急坂のセコにおばーちゃん独り(写真4)。
行き交う人もなく、手伝う人もいない。
過疎化、高齢化の現実を見る。
ちなみに、間崎島は66戸、人口115人、65歳以上高齢者85人、
高齢者率73.9%(2013年01月31日現在・志摩市役所志摩支所調べ)。
なお、間崎島には車離合可能な舗装道路がある。船着き場から右へ上がり、島の尾根を東へ延びている。
しかし、島にいた80分間、車に合わなかった。
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2013年02月02日 撮影地:三重県志摩市志摩町和具・間崎島
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