写真1
写真2
写真2
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稲刈りが終わり、水がひいた田圃
畦にアメリカザリガニ(写真1・写真2)
淀んだ用水路や排水路によくみかけるのに、なぜ畦にいるのか
調べると次のよう
本種は穴を掘って生息し、夜に出歩いて餌を探す
寒い冬は穴で冬眠
写真1の左端近く、中段の小穴は、今の時季、冬眠用の穴か
そこから出てきたのか、写真の個体は全身に泥がついている
本種は水田の畦に穴を開けたり、稲の根を食い荒らすので嫌われる
1927年(昭和2)、食用蛙ウシガエルの餌として鎌倉市の養蛙場に20匹持ち込まれた(注1)
その後、逃げ出した個体が生き残った
1960年(昭和35)には九州まで分布を広げ、現在の日本では北海道を除く各地に生息
さて、想起するのは高校生物の授業(1964年)
“スッタン”(先生の綽名)が他県から来てる生徒に、鹿児島県にはまだ入ってないので持ち込むな、と注意
学名:Procambarus clarkia アメリカザリガニ科
注1 本種は原産地北アメリカでは食用
引用・参考文献等:①Websiteフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』日本語版(最終更新 2009年1月14日07:05)・アメリカザリガニ
②Website「みんなで作る田んぼの生きもの総合図鑑」NPO法人生物多様性農業支援センター(当図鑑は2009年度まで(社)全国農業改良普及支援協会が編集・公開);アメリカザリガニ<筆者投稿>
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2008年09月20日 撮影地:埼玉県幸手市