写真1 葉は細く深く裂けるヒメヨモギ。ヨモギに比べて細い葉が、和名にヒメがつく一つの由来。
写真2 ヨシの新芽と競うようにヒメヨモギが直立している。
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本種・ヒメヨモギは高さ約1.5mになる多年草。葉は長さ3~7cmで互生し、羽状に深く裂ける。葉の下面は灰白色。9~11月に頭状花をつける。
ヨモギに比べ、直立して高く、葉の深裂片は3mm以下で細く、頭花は径1mmで小さい。この小さい頭花、細い葉の深裂片ゆえに、和名にヒメがつく。
渡良瀬遊水地では、本種は道端や日当たりの良い湿地に普通に生え、ヨモギは少ない。
学名:Artemisia feddei Le'v. et Vant キク科
引用・参考文献等:①『渡良瀬遊水地の植物図鑑』79頁、財団法人渡良瀬遊水地アクリメーション振興財団、2008、②当ブログ「農山漁村の今昔物語」2011年4月5日紹介<野の草花12 ヨモギ、餅や団子に混ぜられる>
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2011年5月4日 撮影地:栃木市・渡良瀬遊水地
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