おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

なに、なさってんですか74 秋の茶枝剪定

2012年12月01日 09時35分14秒 | 農業

写真1 夕陽をうけて茶枝の剪定


写真2 剪定の前と後の違いが判る、真ん中の茶樹畝。小さな段差が見える


写真3 茶畑の端で話し込む男性2人


写真4 遠方の左は高隈(たかくま)山。その右裾に続く山並みの向こうに薄く見える台形状の山が桜島

 
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1.茶枝の秋剪定
 ここは鹿児島県曽於市(そおし)上岩元の台地
 1964年(昭和39)に大隅町(当時)役場が提唱した構造改善事業で整備された
 その一角に茶畑が広がる

 なにやら、茶畑の端で話し込んでいる男性2人(写真3)
 現場に歩き着き、なに、なさってんですか
 次のよう
   来春、新芽を出させるために、良質茶をとるために、今伸びている枝を切ってる(写真1・写真2)
   <この機械は、4月、お茶を摘む機械ですよね> そう
   <ここの茶畑は、どのくらい> 合わせっ3haやな
   <あの山は桜島> いや、高隈(たかくま)、桜島はまだみっ(右)
    さっき、けむい(煙)が出おったなー(写真4)
   <そうですか、桜島を撮りに行きます。ありがとうございました>

 桜島を撮った後、ホテルへ向かう
 さきほどの茶畑では茶刈り機が動いている(写真1)

2.茶畑借入れによる規模拡大
 しばらく歩いていると、茶刈り機を載せたトラックが筆者の脇を走り去る
 さきほどの茶畑の脇に停まっていたトラック
 上岩元ではない方向へ走り去る
 そうかー、あそこの茶畑は借入れ地かー
 当地を含む大隈半島北部(曽於市・志布志市・大崎町)は畑作地域
 国営・県営の圃場整備・灌漑事業の成果の一つに、借入れ茶畑による規模拡大が見られる
 系列茶畑を含めると100haになる経営も成立

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2012年11月20日 撮影地:鹿児島県曽於市上岩元

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