おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

野草 キシュウスズメノヒエ  外来飼料作物 の 野生化 が 紀州 で 確認され 和名 に なる

2011年01月21日 00時00分00秒 | 植物
写真1
写真2

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 写真1及び写真2はキシュウスズメノヒエ。写真1は千葉県印西市物木の谷戸の水溜りにオランダガラシ(2011年1月20日、当ブログで紹介。)といっしょに、写真2は水田脇の減水した用水路に、それぞれ自生。
 本種は、北アメリカ原産のイネ科の半抽水性多年草。茎は泥の表面、浅い地中をはって伸びる(匍匐性)。節から発根して増える。耐湿性が強く生育旺盛。飼料作物として持ち込まれ、その後逸出して野生化。用水路、溜池、湿田、小川など湿地に群生。根茎は冬期間も枯死せず越冬。花期は8~9月。
 本種の和名は、1924(大正13)年に和歌山県で初めて定着が確認されたことに由来。
 学名:Paspalum distichum イネ科
 引用・参考文献等:大阪府環境農林水産総合研究所水生生物センターHP。岡山理科大学総合情報学部植物生態研究室(波田研)HP。『田んぼの生き物総合図鑑』NPO法人生物多様性農業支援センター<当図鑑は2009年度まで(社)全国農業改良普及支援協会が編集・公開>・キシュウスズメノヒエ(筆者投稿)
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:写真1;2010年3月13日、写真2;2009年12月20日 撮影地:写真1;千葉県印西市物木、写真2;栃木県上三川町下簗
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