写真1 キャビンつきトラクターでお孫さんがシロカキ 昭和1桁生まれのWさんはスコップで畦直し
写真2 「とちおとめ」温室跡の田をシロカキ。隣なりには「とちおとめ」の親株 今年の苗をとる
写真3 シロカキの前 田全面に水が行きわたるように、畔近くで誘水するWさん
写真4 田の中央部で誘水するWさん
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1.シロカキ・代掻き
田植えの数日前、まず、水田畦にできたモグラ穴や野ネズミ穴からの漏水を防ぐ(弊ブログ2013年05月14日)。
これは第1次漏水防止策。
この対策後に水を入れる。
入った水は耕土・作土に浸み、さらに微細耕土・作土といっしょに耕盤や畦の割れ目に入り、
結果として漏水を防ぐ。第2次漏水防止となる。
これらの状況を、Wさんは“水が落ち着く”と呼ぶ。
耕土・作土に水が浸みわたる頃、掻き混ぜてドロドロにし、均平にして水稲苗が根づきやすくする。
この掻き混ぜ作業をシロカキ・代掻きと呼ぶ。
ドロドロ耕土・作土は耕盤や畦の割れ目に入って漏水を防ぐ。
これは第3次漏水防止。
2.シロカキ・農作業がひき継がれる
さて、シロカキが昭和1桁生まれのWさん(弊ブログ2013年05月14日)の田んぼで行われている(写真1~写真2)。
お孫さんがキャビンの中でトラクターを操作し掻き混ぜる。
Wさんはスコップで畦直し。
シロカキ方法が承継される。
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2013年05月05日 撮影地:埼玉県久喜市
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