ヒメジョオン咲き誇る

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　５月下旬
　里みち・野みちに白い花（上の写真）
　その名はヒメジョオン
　ハルジオンに代わり目立つ（注１）
　ヒメジョオンは明治初年に渡来の１～２年草
　ハルジオンは大正時代に渡来の多年草（注２）

　ヒメジョオンは分布拡大期～まん延期にあり、次の二つの理由から「我が国の生態系等に被害を及ぼすおそれのある外来種リスト（生態系被害防止外来種リスト）」に選定される（注３）
　①生物多様性の保存上重要な地域で問題となっている、またはその可能性が高い
　②生態系被害のうち競合または改変の影響が大きく、かつ分布拡大・拡散の可能性も高い

　注１　ヒメジョオン、ハルジオンともにキク科ムカシヨモギ属、北アメリカ原産の帰化植物。弊ブログ2018年04月29日
　注２　『山渓カラー名鑑　日本の野草』（株式会社 山と渓谷社　1983年）42頁
　注３　http://www.env.go.jp/press/files/jp/26594.pdf
　執筆・撮影者：有馬洋太郎
　撮影日：2018年05月25日
　撮影地：埼玉県久喜市