おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

荒川源流域V字谷の伐木搬出

2014年11月19日 00時00分00秒 | 林業・山村

写真1 グラップル付きクレーンで玉切り材をつかむ大型トラック


写真2 国道140号の直下に集積された玉切り材を大型トラックへ 写真1と同じ


写真3 伐木をつかむグラップル付き油圧ショベル2台。対岸(荒川右岸)からの伐出架線が幽かに見える


写真4 伐出機械用の新設道。クローラ運搬車・フォワーダが見える


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 かつて、筆者は伐木搬出時の馬活用を調査(注1)
 馬による搬出は自然に優しいとの視点から
 たとえば、森の中に搬出用道路を新たに設置する必要はない

 それから20数年、伐木搬出作業に遇う(写真1~写真4)
 ときは2014年11月08日、錦秋
 ところは東京湾に流れ込む荒川の源流域V字谷
 埼玉県秩父市大滝(旧大滝村)

 V字谷斜面に沿う国道140号、市営バス走る道
 道直下が伐採現場
 馬に替わり各種伐出機械が活躍
 たとえば次のような機械
   クローラ運搬車・フォワーダ、グラップル付き油圧ショベル
   クレーン付き大型トラック 
 伐出機械用の新たな道あり

 確実に時代は変わった
 伐木環境は変わった
 シャッターを切りつつ今昔を比較
 今後とも、伐木と自然保護との折合いを如何につけるかが課題

 注1:山森芳郎・有馬洋太郎・岡村純編著「図説 日本の馬と人の生活誌」 原書房 1993年
 引用・参考文献等:弊ブログ2014年11月17日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2014年11月08日 撮影地:埼玉県秩父市大滝

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なに なさってんですか145 91歳 「中津川いも」起こし

2014年11月17日 00時00分00秒 | 林業・山村

写真1 三本鍬を打下ろすYさん91歳 「中津川いも」を起こす バス道路から撮る


写真2 「中津川いも」は斜面畑に ひと休みのYさん(矢印) バス道路から撮る


写真3 「中津川いも」の田楽 Aさんのお手製 2006年11月17日


写真4 大きな自然、人間は小さい(Yさんは円内) 猪垣へ登る道から撮る


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 荒川の源流部、埼玉県秩父市大滝・中尾区(旧大滝村)
 旧上中尾小学校の正門前で遇い種々ご教示のYさん
 1923年(大正12)生まれ、91歳

 山中の猪垣(ししがき)を見撮後、バス停に戻る
 Yさんは斜面畑で作業中
 なに、なさってんですか、サトイモですか、と口に両手をまるめて大声
 バス道路の石垣上まで下がり教えてくださる、次のよう
   ジャガイモの「中津川いも」をとっている
   日露戦争で捕虜になった大滝村生まれの兵士がいた
   彼が持ち帰ったのが「中津川いも」
   とる時期は遅くなったけど、今掘っている
   味噌だれの田楽いもにすると美味い

 「中津川いも」の田楽を、筆者は2006年11月17日に美味しく食べた(写真3)
 女性の立場から大滝村の暮らし・林業・農業を回顧くださったAさんの手造り
 回顧録は後日発表したい

 引用・参考文献等:弊ブログ2014年11月13日
 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影日:2014年11月08日(写真3を除く) 撮影地:埼玉県秩父市大滝

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