異教徒たちの踊り

まるでリズムの悪い絵と日記のブログ。それでも____
楽しい出来事があればいいなぁ、と、言う、ブログ。

2010年09月22日 | Weblog
なぜ山に登るんですか?
この問いに「そこに山があるから!!」
と言う人は、勝手に登ってればいいらしいです。


山に登るという事は、死に近づく行為だって。


そんな風に語る、登山家か何か、どこの誰か全然覚えてないけど、そんな講演を学生の時に1人で聞きにいったことがある。


山は人間が住みやすい土地ではなく、登れば登るほどそうなります。
寒いし空気が薄い。高い身体能力も惰りない準備も必要。

そんなところに行ってそんな苦労を重ねて、一体何の得がある?どんな達成感がある?何を思う?
そんなお話。
悲しい事に細かいところを覚えてない。
必死にきいてたんだけど、5,6年経った今、ほとんど忘れてしまってる。

登山の事をエロス(自由愛)とアガペー(献身愛)とか宗教的な言葉を使ったり、言葉巧みで凄く面白かった・・・ことしか覚えてない。


印象的に覚えてる事が1つあって。
山に登って、地上に降りてくると、緑が目に痛いらしい。
山の上は灰色の息苦しい世界で、久しぶりに吸った空気が濃くて、目にした緑が輝いて見えるって。
世の中が光って見えるって。
山に登る事で、生が輝くって、そんな感じに素晴らしくお話をまとめたのを覚えてます。


いいお話でした。
もっかいききたい。


で、山に登りたいって言ってたんです。
ちゃんとした山に登りたいって、ハイキング見たいな登山は嫌ですって。
そしたら登山好きのお友達を持った方に教えてもらったんですが、山で遭難して救助ヘリが出動すると1分1万かかるらしい。
分給1万。
山から生還して、人生の山場へ。
そんな意味でも山の緊張感は半端ない。