「釣初心者日記」

宮崎の釣り情報・釣れた魚の事・魚料理・その他ゴルフ話など書いてます。

ヤギノ会展でのこと

2006年11月08日 | 芸術活動
ヤギノ会展では4日にちょっと早めの「打ち上げ」があったがその日は終日、会場で監視役をおおせつかった。
朝9時には会場に到着して、夕方5時までずっと会場にいたのだが、とてもゆったりでありあっという間の1日だった。

会場で1日を過すのは初体験なんだけど、会場の都城市立美術館は市役所のすぐ横という立地条件のせいで、近所の方々が次々と訪れた。
朝方は1時間あたり5~6名というペースだったが、ヤギ先生が高校教諭ということでもあり知り合いの先生方の訪問も多かった。私の仕事の関係からか顔見知りの先生も2~3名。
仕事上の私が美術作品を作ることなどわずかにも匂わせてないせいか、かなりビックリされた。会場に居る事も作品があることもだ。この驚かれ方はちょっと快感であった。

会場ではそれぞれの作品に穴が開くほど何度も眺めたが、これが全く飽きることもない。1日居て、何度見ても新しい発見ができる。作者の思いをなんども想像しては楽しめるのだ。作成の裏話や思いも直接聞いたりしてるし、自分で作った苦労もあるので感慨深い。
作品は絵画・彫刻それぞれだが、油絵・アクリル画・日本画・グラフィックアート有り。彫刻・彫塑・鋳金あり。舞台グッズ・陶芸品もあったりで、ほんとにバラエティに富んだ展示会だが、1品1品がかなりレベルも高いので(私の作品を除く・・汗)見応えがある。
こんな展示会は日本全国探してもまず無いのではないかと思うし最も面白いグループ展だと自負している。
毎年私は指を加えて眺めているだけだったので、ちょっと蚊帳の外感があり寂しい思いをしていたのだ。そこで今年は何とか2点の作品を作成し出品できた。ついにメンバーに加わったと言う訳だ。

訪問者には面白い人もいた。
自分の作品写真を持ち出し、こんな作品を俺は作ってるんだという自慢話が始まったり、それぞれの作品の作り方を求められたり、木彫の木の種類を解説されたり、とにかく美術展っていうのは自由に見るもんなんだと思った。

知り合いの「ぽんた」さんの来場は嬉しかった。土産まで持って来て頂いたし妹さんと同伴だったが、なんと高校時代のヤギ先生の教え子だったと言う事も発覚。
偶然だったのだ。
それも驚きだったが何せ私の作品を見に来てくれたという事が、その心遣いが嬉しい。

若い作者は親同伴が多かった。家族で訪れ賑やかに会場での会話が弾む。両親の今後の作者への期待が伺える。また作品はほんとに私にはまね出来ないほどの情熱がこもっているので羨ましい気もする。ほんとに日本を代表する作家に成長するのかもしれない。挫折しないでがんばれって応援したくなる。

代表のヤギ先生もほとんど会場に居たが、久しぶりに、高校時代のように会話をした。
先生っていつまでも先生なのだ。この会話が今の私の性分にかなり影響を受けている事は間違いない。(いろんな意味で)私がもっとも尊敬する大人の先生であり理想なのだが、グループの皆がそんなつながりなんだと思っている。

夜の飲み会も10数名の参加だったが会話が盛り上がった。

ぜひ来年も・・・もっとグレードアップした作品を出品したいもんだ。


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2 コメント

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いい“ヤギの会”でしたね。 (ぽんたです)
2006-11-08 19:04:45
こちらこそ 
 久々の美の芸術を拝見しました。
 ありがとうございます。
 
 高校時代の先生と今でもお付き合いできる
 というのは、うらやましいです。
 私には・・・ありえない・・アハハ・・・。
 
 来年はどんな作品作るの??(^^♪
 
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来年の構想 (あらら)
2006-11-13 06:57:45
今回は作品を出品することが課題でしたが、来年はちょっと芸術性を高めた作品にしたいと思ってます。

魚を作る技量がないので、景色が思い浮かべられるようなものにしたいと思ってます。できれば5点ぐらい作りたいなあと思ってますが、課題は木で、材料のホオノ木がなかなか手に入らないのです。

大作も作りたいし、夫婦シリーズもやりたいと思います。(雄と雌でカラーが違う魚)
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