「釣初心者日記」

宮崎の釣り情報・釣れた魚の事・魚料理・その他ゴルフ話など書いてます。

親父の常識

2008年08月09日 | 目から鱗
先週の「ヤギノ会展」の際にとても気になる事があったのだが、会場の宮崎県美術館の裏口に駐車場から向かう途中に広場を抜ける。ここの脇には樹木が立ち並んでいるが、時期だけにセミの鳴き声が強烈というかうるさい。

抜ける途中で気がついたのだが、地面に直径2Cm程度の穴が、場所によっては50Cm間隔ぐらいで全域にあいている。場所により密集していたりほとんど無かったりだけど何なのか・・・

知人と歩く際に数名に聞いてみたけど判らない。

ところが親父の発言にて一発解決。まさに「目から鱗」・・・

親父の発言とは、「おお、セミがいっぱい出てきてるなぁ」

つまり幼虫が這い出してきた穴なのだ。そうやって見たら木の周囲が密集しているし、よくよく見たら穴が多い木の高さ2.5m程度の場所には抜け殻がいくつもある。
場所によっては抜け殻が5~6個もまとまってあり、更には殻の上に殻という具合で凄い数だ。これは友達のマルケイ君は気がついていたようだ。

親父は今回の展示会を遠方なのに見に来てくれ、その帰りに駐車場まで送っていく際にボツッと発した言葉だったんだけど、ずっと疑問に思っていた事を、なんとも簡単に答えてくれた。(聞いたわけでもないけど)
マルケイ君にこの話をしたら、「親父さんには常識なんだろうね」って・・・

それにしても人通りが多くてかなり踏み固められた地面から這い上がってくるセミも偉いし、地面で何年も過ごしていたんだろうと思うと感慨深い。

2.5m程度の場所で脱皮するというのも神秘的なものを感じる。ちょうど人間の手が届かないぐらいだ。邪魔されないというより身の危険を肌で知っているんだと思う。子供の頃、脱皮する瞬間に出くわして2~3時間その様子を見ていた事があるが、殻から出ても羽根が乾くまでしばらくかかり、飛び立つまで半日ぐらい必要なんだと思う。

ところでセミは日本に30種ほどいるらしい。子供の頃にいつも見ていたのは「アブラゼミ」で私の出身のえびの市界隈だとこれしか見たことなかったけど、宮崎市に遊びに来て「クマゼミ」を見て感動した思い出もある。小型の別種も見た事があるけど、これが何なのかは特に調べなかった。ヒグラシなのかなと思ったりしている。

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2 コメント

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そうだったの・・ (ぽんた)
2008-08-09 11:09:17
聞かれて答えられなかった一人です。(笑)

お父様はあたり前のように言葉を発せられたのでしょうが、その日お父様が来られなかったら暫くは・・もしくはもう忘れてしまう出来事だったかも知れないあららさんの疑問が・・・お父上によって解決されるって・・・微笑ましいと思いますねぇ・・。

PS ブログの仕組みを変えたのですか?
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たしかに~ (あらら)
2008-08-10 05:49:03
親父の言葉聞かなかったら忘れてたでしょうね。

さすがに年の功というか、だけど中学の理科の教員だっただけあって、生物とか自然の知識は昔からびっくりするほどです。

そんな親父だから、私も魚好きになったのかも知れません。

ブログの仕組みは勝手になってるようです。最近変な書き込みも多かったですもんね。

読み直していて気がつきましたが、マルケイ君→マイケル君でした。自然に手が入力してしまってました。
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