(2007年の釣り・その4)
PM12時半。釣行メンバーがほぼ揃った。主催者は結構釣りキチだが多くは釣りは子供のとき以来という。さてルールを決められていたが大物のみ賞金がある。参加費用を1000円徴収して、もっとも大きい(長さが)魚を釣った人が11000円の賞品と言う訳だ。
天気はまだ雨。釣船からホテルに向かえが時刻通りにやってきた。船長と思しき人が案内されるが愛想はよい。
途中でコンビニに寄り飲み物を調達して、石垣港に停めてある遊漁船に乗り込んだのが1時過ぎ。主催者は雨を懸念して100円ショップで全員分のカッパを準備してくれていた。至れりつくせりだ。
石垣港は近隣の島々に定期船を送り出す拠点のようで、30~40名ぐらい乗れるような高速船が行き来している。結構活性がある港だ。乗り込んだ遊漁船も11人ぐらいがちょうど良い船でまだまだ余裕があるほどの大きさ。釣り場に向かう途中は、中央に座席がある船内スペースがあり、バスのような座席もある。釣座も天井があるので雨は問題なし。
私は魚の撮影用に白ボードを持ち込んだが、最初は船長は怪訝そうだった。
雨は降り続いていたが朝方よりは小降り。朝出かけていったゴルフ組は雨の中で大変だろろうと話ししていたが、実際にきつかったようでハーフで終了したそうだ。
海の状態は風波もあるが私達の乗り込んだ船なら問題なさそう。ただ最初は大物が釣れるパヤオあたりまで行こうという話しだったんだけどそれは無理で、陸が見える近場になった。強風なので風裏になる場所まで行ったが道程は30分程度。釣り船を全然見かけなかったが風裏ポイントに近づいて何艘か見かけた。
さて船がとまり、準備してあった仕掛を持って船長が釣り講義。仕掛は2mほどの強めの船竿に太鼓リール。道糸は7~8号にハリスも太い。胴付の2本ハリでハリもチヌ用5号ぐらいの大きさ。オモリが50号ぐらいか。これに餌は船で準備しれくれたイワシの切り身。
船は固定せず自然に任せて移動するのだが、この日は風が強かったため船尾からパラシュートのような固定具を流し、風で余計に流れるのを防ぐ。
深さは30m弱だが船長がまず仕掛を投入し、底までオモリが到着したらちょっと浮かせて待つ。魚信を感じたらすかさず合わせ。注意事項としては決して底にベタ付けしないこと。サンゴ礁が多い場所なのですぐに根掛かりする。
ほかの注意事項としてゴミを絶対に海に捨てないこと。石垣というところはさすがに海に恩恵を受けている地域だけあって、とても大事に、というか神経質なほどにゴミを嫌うようだ。タバコは特に注意された。
船長の1回目の投入ですぐに魚が釣れた。キツネウオだ。
キツネウオ
全員釣りを開始したが、すぐにこの魚を皆釣り上げ出した。かなり魚影は濃いようだ。そのうちに別魚も釣れだして私は釣りから写真撮影にモード変更。釣れた魚はこんな感じ。
まずはフエダイ・フエフキダイの仲間
アミフエフキ
ハナフエフキ
アミメフエダイ
ヨスジフエダイ
この魚は宮崎でも釣った事がある。
そしてちょっと大きくて場を賑わせたのが
ナガメイチ
船長が「シロダイだ!」と言われこれが本命だよ~って言われたが、図鑑で調べたら別魚であった。かなりそっくりだけどシロダイと比べて尾鰭の形がまったく違う。そしてその本命も釣れた。
シロダイ
これは優勝を競ったサイズで36~7Cmだった。
他にヒメジの仲間が3種。結構似ているが私の眼はその違いを見逃さず!
タカサゴヒメジ
オジサン
そして私が釣った長寸最大の魚
マルクチヒメジ
ハタの仲間で
アカハタ
大きければ美味しい魚なんだけど、残念ながら15Cmぐらいの幼魚サイズ。
オジロバラハタ
まだまだ続く・・・
ホウセキキントキ
メガネハギ
こいつは宮崎でもよく釣れます。
ヤシャベラ
こいつだけは船長がリリースを促された。多分まずいんだろう。
とにかく約3時間の釣りで、これだけの魚種が釣れ、またそれぞれに数も釣れるので私は写真撮影に追われて他の人の半分も釣ってなかったが、それでも写真の「マルクチヒメジ」が最大サイズで優勝できた(餌を大きく付けて大物を狙ってたのだ)。ひそかに狙っていたので「いやぁマグレですよ」なんて言いながら心の中は「どうよっ!」って感じだ。嫌な奴だ。とにかく賞金ゲット。
最初は写真撮影に対して嫌そうな顔をされていた船長が、途中から人が変わったように協力してくれた。他の人が釣った新しい魚をわざわざ持ってきてくれたり。シロダイが釣れたときは魚体を押さえてくれたりで感謝。私の意図を理解して頂けたわけで、お陰様でこれだけの写真をきちんと写せた。
釣った魚だが、これも主催者が手配していて、料理店に持ち込まれた。話では小魚は時間がなくて処分されたようだが、大きめのものは刺身で頂けた。
どれがどれの刺身というのが判らなかったがいずれも美味しかった。
この料理店も小奇麗で大きくて、釣りのメンバー以外のツアーの参加者もほとんど参加して昨晩に続きの大宴会。初めて食べる「ヤシガニ」も最後に登場し、これはミソが多くて美味しく下包みをうったが、その帰りのタクシーで、同行者とヤシガニ話を始めたら、運転手がビックリしていた。現地の人でも高額でほとんど口にすることが無いそうだ。
相場は1匹1万~2万という話だった。
まだまだ続く
PM12時半。釣行メンバーがほぼ揃った。主催者は結構釣りキチだが多くは釣りは子供のとき以来という。さてルールを決められていたが大物のみ賞金がある。参加費用を1000円徴収して、もっとも大きい(長さが)魚を釣った人が11000円の賞品と言う訳だ。
天気はまだ雨。釣船からホテルに向かえが時刻通りにやってきた。船長と思しき人が案内されるが愛想はよい。
途中でコンビニに寄り飲み物を調達して、石垣港に停めてある遊漁船に乗り込んだのが1時過ぎ。主催者は雨を懸念して100円ショップで全員分のカッパを準備してくれていた。至れりつくせりだ。
石垣港は近隣の島々に定期船を送り出す拠点のようで、30~40名ぐらい乗れるような高速船が行き来している。結構活性がある港だ。乗り込んだ遊漁船も11人ぐらいがちょうど良い船でまだまだ余裕があるほどの大きさ。釣り場に向かう途中は、中央に座席がある船内スペースがあり、バスのような座席もある。釣座も天井があるので雨は問題なし。
私は魚の撮影用に白ボードを持ち込んだが、最初は船長は怪訝そうだった。
雨は降り続いていたが朝方よりは小降り。朝出かけていったゴルフ組は雨の中で大変だろろうと話ししていたが、実際にきつかったようでハーフで終了したそうだ。
海の状態は風波もあるが私達の乗り込んだ船なら問題なさそう。ただ最初は大物が釣れるパヤオあたりまで行こうという話しだったんだけどそれは無理で、陸が見える近場になった。強風なので風裏になる場所まで行ったが道程は30分程度。釣り船を全然見かけなかったが風裏ポイントに近づいて何艘か見かけた。
さて船がとまり、準備してあった仕掛を持って船長が釣り講義。仕掛は2mほどの強めの船竿に太鼓リール。道糸は7~8号にハリスも太い。胴付の2本ハリでハリもチヌ用5号ぐらいの大きさ。オモリが50号ぐらいか。これに餌は船で準備しれくれたイワシの切り身。
船は固定せず自然に任せて移動するのだが、この日は風が強かったため船尾からパラシュートのような固定具を流し、風で余計に流れるのを防ぐ。
深さは30m弱だが船長がまず仕掛を投入し、底までオモリが到着したらちょっと浮かせて待つ。魚信を感じたらすかさず合わせ。注意事項としては決して底にベタ付けしないこと。サンゴ礁が多い場所なのですぐに根掛かりする。
ほかの注意事項としてゴミを絶対に海に捨てないこと。石垣というところはさすがに海に恩恵を受けている地域だけあって、とても大事に、というか神経質なほどにゴミを嫌うようだ。タバコは特に注意された。
船長の1回目の投入ですぐに魚が釣れた。キツネウオだ。
キツネウオ
全員釣りを開始したが、すぐにこの魚を皆釣り上げ出した。かなり魚影は濃いようだ。そのうちに別魚も釣れだして私は釣りから写真撮影にモード変更。釣れた魚はこんな感じ。
まずはフエダイ・フエフキダイの仲間
アミフエフキ
ハナフエフキ
アミメフエダイ
ヨスジフエダイ
この魚は宮崎でも釣った事がある。
そしてちょっと大きくて場を賑わせたのが
ナガメイチ
船長が「シロダイだ!」と言われこれが本命だよ~って言われたが、図鑑で調べたら別魚であった。かなりそっくりだけどシロダイと比べて尾鰭の形がまったく違う。そしてその本命も釣れた。
シロダイ
これは優勝を競ったサイズで36~7Cmだった。
他にヒメジの仲間が3種。結構似ているが私の眼はその違いを見逃さず!
タカサゴヒメジ
オジサン
そして私が釣った長寸最大の魚
マルクチヒメジ
ハタの仲間で
アカハタ
大きければ美味しい魚なんだけど、残念ながら15Cmぐらいの幼魚サイズ。
オジロバラハタ
まだまだ続く・・・
ホウセキキントキ
メガネハギ
こいつは宮崎でもよく釣れます。
ヤシャベラ
こいつだけは船長がリリースを促された。多分まずいんだろう。
とにかく約3時間の釣りで、これだけの魚種が釣れ、またそれぞれに数も釣れるので私は写真撮影に追われて他の人の半分も釣ってなかったが、それでも写真の「マルクチヒメジ」が最大サイズで優勝できた(餌を大きく付けて大物を狙ってたのだ)。ひそかに狙っていたので「いやぁマグレですよ」なんて言いながら心の中は「どうよっ!」って感じだ。嫌な奴だ。とにかく賞金ゲット。
最初は写真撮影に対して嫌そうな顔をされていた船長が、途中から人が変わったように協力してくれた。他の人が釣った新しい魚をわざわざ持ってきてくれたり。シロダイが釣れたときは魚体を押さえてくれたりで感謝。私の意図を理解して頂けたわけで、お陰様でこれだけの写真をきちんと写せた。
釣った魚だが、これも主催者が手配していて、料理店に持ち込まれた。話では小魚は時間がなくて処分されたようだが、大きめのものは刺身で頂けた。
どれがどれの刺身というのが判らなかったがいずれも美味しかった。
この料理店も小奇麗で大きくて、釣りのメンバー以外のツアーの参加者もほとんど参加して昨晩に続きの大宴会。初めて食べる「ヤシガニ」も最後に登場し、これはミソが多くて美味しく下包みをうったが、その帰りのタクシーで、同行者とヤシガニ話を始めたら、運転手がビックリしていた。現地の人でも高額でほとんど口にすることが無いそうだ。
相場は1匹1万~2万という話だった。
まだまだ続く
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こんな,はではでな魚は,こっちでも釣れるのかな?
素人目で見ると・・・・・
色的に全部まずそうな感じがするんだけど・・・
だけどこの中で「シロダイ」っていうのがもっとも珍重されてるみたい。南の「マダイ」ってことで。
フエダイ・フエフキダイの仲間って基本的に美味しいのです。ハタの仲間も。
宮崎で釣った事があるのは2種。他は難しいと思うけど、温暖化が進めば海はつながっているので釣れだすでしょうね。実際熱帯系魚が増えてる気がします。
途中・・・金魚のでかいやつ??とも思えるようなお魚さんもいて・・
賞金ゲットはよかったですね。
(皆さんから、おごってぇ~~~と催促なかったですか???(笑))
ところで・・・ヤシガニ・・・ってどんなの??
蒸し焼きだったけど、身を箸で突いて、頭部にあるミソをまぶして食べました。正直旨味がたっぷりなんだけど伊勢エビに比べたらパサパサしているような感じ。
最近は数が少なくって珍しい料理だったようですよ。
賞金はその日のうちに無くなりました(-_-メ)