企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

飲食店のサービス

2004年11月08日 | 企業の一般的な話
そば屋に行った。
昼過ぎのことだ。ほうとうを注文した。時間がかかるだろうことは、まぁ、分かっていて、注文してみた。新しくつくる必要があると、30分近くはかかるはずだ。

まつこと、20分。そして、店員から言われたことは、団体客対応で、ほうとうができあがるまでに、あと、30~40分かかる。どうするか?

まぁ、頭にきたこと。でも、大人げないので、口では、やわらかく話をしたが、こういう基本的なサービス精神(自分が、されたら嫌だろうこと)を持っていない飲食店は、早晩つぶれてなくなってほしいものだ。

(なお、このときは、さすがに、それほど待つのはいやだったので、釜揚げうどんを頼んだ。すぐ出てきた。釜揚げか?と思ったが、言う気もうせた。店の名前は、まぁ、置いておこう。晒しばっかりやってもしかたない)

こういう飲食店での問題は二つ。悪意の従業員(たとえば、客がたくさんで忙しいとか、手を抜きたいと考えている場合)によって引き起こされる問題。もう一つは、善意の従業員によっておこされる問題。全社を放置しておく店は、経営者の責任といえる。だが、後者の場合は、難しい。教育していないこと、と言う意味では、不作為を原因とする責任を追及出来なくはない。
しかし、現場としてはやりにくいだろうなぁ。その従業員は、自分では頑張っている気持ちなんだとおもう。性一杯やっているつもり、だけれども、サービスがお店の格に追いついていけてない場合。マニュアル化しても、それまでやってきた従業員は、どう思うか。なんで新しい仕事を覚えなければ・・・と感じてしまうことだろう。
人を使って仕事をするのは、本当に、難しい。
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農協で不正!!

2004年11月06日 | 過去の不満たらたら記事
農協で5億8千万不正経理 120万詐取で元職員逮捕 (共同通信) - goo ニュース

こういう事件で、発生した損害って誰が負担するのだろうか。企業であれば、その企業が賠償することになるのだと思うが、この場合は、どうなるのだろう?不正経理が580百万、損害が370百万ということらしい。そのからくりがよくわからないが、たぶん、犯人は支払うことはできないだろう。。そうすると、農協が負担するのかな?基本的に詐欺なんだと思うけれど、これまで発覚しなかったのはどういうことだろうか?不正をしていたからわからなかった。。そりゃそうなんだろうけれどね。

農協って、どうなんだろうか。端からみると、他の組織に比べると、厳しくなさそうな気がする。情報の公開をしてほしいもんだ。
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キーロガーかぁ・・恐いなぁ

2004年11月06日 | 過去の不満たらたら記事
他人のID不正入手→ネットバンクから現金 ソフト悪用の会社員逮捕 (産経新聞) - goo ニュース

大分前から、キーロガーが問題であることは指摘されてきていたが、こうして逮捕者が出たことが報道されると、個人においても対策が急がれることになる。
タイプした内容が全て、誰かにばれてしまう。だから、IDやパスワードをタイプしていると漏れてしまうし、いろんなメールで打ち込んでいる情報もばれてしまう。いろんなwebsiteでIDやパスワードを打ち込んでいると、それが誰かに悪用されないとも限らない。
クレジットカード情報もそう。そう考えたら恐い。オンラインショッピングなんてしたくなくなる。
そういや、銀行から、無断で預金を奪われた人が痛けれど、あの事件は、結果的にどうなったんだろう。今の法律だと、口座開設者の側に、カード、通帳、印鑑など本人確認のためのもの、について管理責任があるのだろうから、一切、管理を怠っていない、ということが証明されないと、銀行側に責任がない、とか。。になっちゃうのだろうか?

例えば、Windowsパソコンだと、OS標準では、ウィルス対策が不十分。だが、パソコン所有者が、ウィルス対策ソフトを入れるなどして、対策をしないと、その人の責任になる。そんな構造なのかもしれない。
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一日中会議とかだと、なかなかblog書けないね

2004年11月06日 | 趣味関係(食IT音楽を含む)
いつもは、会議などの合間に、気になったネタをしこんでおくのですが、昼間は会議、夜は飲み、とかになるとなかなか記事を書けないですね。ネタを思いついても、忘れてしまう(泣)

お酒に対する耐性が低くなったのも、夜に記事を書けなくなった原因みたい。

今後、ちょっとずつ、頑張っていかなければ・・・
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ハンズフリーが問題??

2004年11月04日 | 過去の不満たらたら記事
運転中の携帯、ハンズフリーでも危険 工業大助教授実証 (朝日新聞) - goo ニュース
同じことを感じた人が沢山いることだと思う。ハンズフリーが、目に見えない相手と会話することで、心理的に運転の注意ができにくくなる、という調査結果だ。こんな調査結果いらない、と思う。

私が気になる点は3点。
○車内の別の人から話しかけられた場合に、注意力がどうなるか、との比較がない
○話の内容によって、注意力がどうなるか、の比較がない(ナビゲーション的な内容、と、世間話、趣味の話など)
○24人の、それぞれの場合の反応速度を開示してほしい。人によってはかわらない人もいるのではないか?個人によるバラツキが、何によって起きたのかが明示されておらず、注意力が散漫になるとは結論づけられないのではないか?

そして、この2チャンネル並みの煽り記事を出しているのは、やっぱり朝日新聞。上記くらいの考えは、せめてひとつでも思い浮かばないものか?と感じる。調査結果を単にまとめてリリースするのは、報道機関の仕事かどうか、考えてほしいものだ。それとも、故意かな?

コメント (2)
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食イベントへの不信

2004年11月03日 | 趣味関係(食IT音楽を含む)
池袋東武の上に、諸国ラーメン探訪区という名前の場所がある。ここには、数ヶ月単位で、地域地域のラーメン屋がやってきては、その味を披露していく。だが、実態は、披露ではなく、ブランドの疲労をおこしている状態だ。10月末から、旭川ラーメンの店がやってきた。TOKYO 1週間という雑誌にも掲載され、結構期待されたのだ。
このラーメン、おおいなる期待をもって食べに行った。店に到着、2時すぎだというのに、それなりに混雑している。美味しければいいのだけれど、と、思いもしない言葉が出てきたのは、席について、ちょっとしてからだった。なにがそう思わせたのかわからないが、アルバイト的な女の子が多く、あまり接客ができていないのを見てそう感じたのだと思う。
私が頼んだのは、味噌ラーメン。そういえば、先日、京都でも味噌ラーメンで失敗したのだったっけ。一緒に行ったラーメン好きは、醤油ラーメン(旭川がしょうゆとんこつで有名だと知っていたらしい)。私が頼んだ味噌ラーメン。味的には、多少の深さはあった。だが、ぬるい!小児向け?と思うくらいぬるい。醤油を味あわせてもらったが、こっちは熱々だった。で、醤油ラーメンの方だが、味が薄い。確かに、魚介系の出汁は感じられるが、全体に薄っぺらい味。どうも、また、失敗してしまったようだ。1杯1000円のラーメン。半分食べずに出てきてしまった。後味も悪く、結局、ごはんはそれだけにしてしまう。

ラーメン店に限らず、こういう食関係のイベントは、どうもいかんな、と思いはじめた。その時だけの、一度限りの客ばかりを相手していれば、とりあえずイベントとしては成功するかもしれない。顧客の満足は、別として。きちんと、ある場所で営業を続けていく、そういう店であれば、今回のような手抜きはしなかったのでは?と感じる。旭川にあるお店では、まともな味を出しているだろうし。
日本各地に、ラーメンをテーマとしたイベント場所がある。たぶん、まともなのは新横浜、大宮あたりではないだろうか?新横浜は、やはり総本山、いろんな人の目に、舌(口腔)に、鼻に、胃にさらされる。大宮は、評価が低い店は、撤退させられる。
国内にラーメン店(中華料理屋も含む)は、4万軒から5万軒、と言われている。その中で、リピーターをしっかり掴めている店はどれくらいあるだろうか。一度だけの客を相手にしていたのでは、数年ともたずに廃業していくことになるだろう。そんなお店に、客の大事な食事の機会をうばわれて、どうだろうか。
これは、ラーメン店に限った話ではない。人様に物を販売する企業は、すべて、顧客の満足について責任があるはずだ。満足の押売りはいけないが、考えてもいない様では話にならぬ。
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エクストロー ユニバーサルデザイン

2004年11月02日 | 趣味関係(食IT音楽を含む)
食品工業という雑誌がある。一般の人にとっては、あまり馴染みがない雑誌だろう。同じような名前の雑誌に、食品商業というのもある。こっちは、スーパーマーケットの業界誌で、比較的読みやすい。だが、食品工業は、食品製造業のための雑誌。同じ業界誌でも、より専門的だ。(どう説明しようか。スーパーのパートさんが、食品商業を読むことはあるけれど、食品工場の若手従業員や、パートさんが、食品工業を読むことは、まずない。と言えば、専門的である度合がわかるだろうか?)
これの最新号に、ユニバーサルデザインが特集されており、エクストローというストローが紹介されている。物語風の、開発秘話とでも言うか、なかなか面白かった。紙パックの容器から、内容物を注ぐ。その際に、穴のあいたストローを用いると、安定して、素早く注ぐことができるとか。また、紙パック飲料を注ぐ時、容器のまん中を指でつまんで、指がつく状態にすると(これは、文章では説明が難しいな)、ちょうど容量の半分を注ぐことができる、という半分離論。言われてみれば当然だが、なるほど、と感心してしまう。
早速、エクストローのついた飲料をとりよせねば。。そして、ユニバーサルデザインというのが、具体的にどういうものかを、感じてみたい。
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呉服屋、既存顧客どうする?vol.3

2004年11月02日 | 和の話(呉服業界など)
多くの呉服屋では、名簿というものを非常に重視している。たいてい、顧客をランク分けして、最重要顧客とか、一般顧客とか、あれこれ手を加えていることだろう。この名簿が、催事における招客のために活用されているが現実だ。
名簿と言うと、所謂、One to One Marketingが思い出される。一人一人を個客として見て、そのお客にあわせて提案することだが、呉服屋は、本来的には最もOne to Oneが働くはずの業界だと思う。しかし、現実はそうでもないようだ。
例えば、お客の家族の情報、どれくらい持っているだろう?また、誕生日や記念日の情報、手に入れているだろうか?
私が呉服屋の店主だったら、バースデーカードくらいはすぐに送る。また、節目節目の記念日には、ちょっとした贈り物をするだろう。お客の家族の状況もわかっているなら、季節に応じて、そのお客の生活をすこしでも豊にできるような情報を提供する。また、年に一度くらい、きものを着て家族で写真を撮りませんか?と、どこかの写真館と提携して紹介する。着付は無料でしてさしあげる。また、お客のご家族むけに、冬にでも浴衣の着付教室をやる。夏は、みんな覚えようとするが、冬には忘れてしまう。だから、毎年、学びに来る。
せっかく夏に浴衣を買ってくれたお客だから、冬に、メンテナンスをかねて見せてもらい、その上で、海外旅行などで夏の町へ出かける人には、浴衣の着付を教えて、旅行先で着用してもらえるようにする。

先日、ある呉服屋の催事を見せてもらったが、あるお客は、帯を70本強持っているとか言っていた。そこへ重ね売りだ。コレクターなんだろうなぁ、と思いながら眺めていたが、その70強という数、どう使っているのかなと感じた。どんな世界にも、コレクターはいるし、ヘビィユーザーと言われる人もいる。そんなお客に、買ってもらってばかりで、商売が続いていくのかどうか。その客に依存する部分が多いと、その客が転居したりするだけで大打撃となる。
だから、絶えずヘビィユーザーを育成していかなければならないのだと思う。
きものって、安いものではない。多くの人が見て、傍痛くない程度のものだと、どうしても5万円くらいはしてしまう。そういうものを売っているのに、売って終り、買ってもらう時だけ、お客を持ち上げる、そんなことをしているのだから、先がないのはよくわかる。
地元に、どんなきものについてのニーズがあるのか。また、潜在的なニーズがあるのか。そういうことを調べながら、呉服屋も進化していかなければならない。その調査については、続く・・・
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