あるメルマガ(携帯向け)を読んでいて、面白い記事を発見した。それは、化学調味料や防腐剤に慣れてしまい、自然食品を食べなくなった人の味覚がおかしくなる、という話だ。そういうとき、自然の青汁を飲んで美味しいと感じるかどうかで、食生活が真っ当かどうかがわかる、と言う話だった。青汁を美味しいと感じる人は、化学的な食品に毒されていない、ということらしい。
なるほどなぁ、と思ったものだ。確かに、そういう面はあるだろう。化学調味料にばかり慣れてしまっていると、自然の旨み(結構ひかえめだけれど、深みがある)を、薄味と感じてしまうものだ。醤油にしてもしかり、(旨み)うまみ調味料が入ったような、だし醤油を美味しいと感じている人と、醤油本来の美味しさ(醤油によっては、ごはんに醤油だけかけてもおいしくいただけるのがあります)を知っている人とでは、味に対して、全く感度が違っている。
いくら、お金持ちで、素材だけは良いものを使っていても、醤油がコンビニにおいてあるようなものを使っているような人を見ると、そんなもんかぁ、なんて感じてしまうのと似ている。いや、いい調味料をしっているから、すばらしいということを言いたいのではなく、そこまで気を配っているということが、人の深みを感じさせるということだと思う。味がいくらわかっても、人の気持ちがわからない人もいるように、あくまで一つの側面として、捉えているつもりはある。とは言え、お金があることをひけらかしてひるような人でも、以外と調味料は化学合成ものばかりつかっていたりで、誰も周りに言ってくれる人がいないんだなぁ、と思うことがある、ということはあながち間違いではないだろう。
自分の実家の話でまことに恐縮だが、実家では、先日まで、いわゆる市販の出汁の素(だしの素)を多用していた。私は、あの平坦な味が好きでないため、せめて昆布(こんぶ)くらいは買ってこようよ、と昆布を買ってきて使ってもらった。そして、数ヶ月して、実家に帰ったとき、確かに、出汁は、いわゆる天然素材を使い始めていたようだった。昆布も、一応、近所のスーパーで買ってきた、出汁昆布を使っていたのだ。たまたま実家では、アルツハイマーの兆候が見られる家族がいるのだが、味覚も含めて、五感を刺激することで、その進行をとどめられるのでは?と考えていたので、よい動きだな、と思っていた。
そして、そのお出しを味わってだけれども、その昆布のお出汁がどうも、つーんとしていて匂いを発していて、なんか違うなぁ、と思ったのだった。否、昆布とはそういうものだ、と以前の私は思っていただろう。だが、昆布にもいろいろあるな、と今では感じるようになった。その出会いが、楽天での買い物だった。なぜか、奈良にある乾物屋が、九州のあごや北海道のいい昆布を、楽天で提供していて、そこにはまってしまったのだ。もちろん、そのお店以外にもいい商品をあつかっているところもあるだろう。残念ながら、東京の百貨店では、そのお店程度すら扱っていない。(ひょっとしたら、外商で扱っているかもしれないが)
ま、それで、このたび、ちょっと実家に帰ることもあって、そこで買った真昆布を一枚(ながーいやつです)もって帰ることにした。どういう反応になるか、非常に気になる。青汁にしてもしかり、やっぱり自然の味をわかるようにならないと、ぼけるのも早いのだろうなぁ、とは思っている。どう出るか・・???
なるほどなぁ、と思ったものだ。確かに、そういう面はあるだろう。化学調味料にばかり慣れてしまっていると、自然の旨み(結構ひかえめだけれど、深みがある)を、薄味と感じてしまうものだ。醤油にしてもしかり、(旨み)うまみ調味料が入ったような、だし醤油を美味しいと感じている人と、醤油本来の美味しさ(醤油によっては、ごはんに醤油だけかけてもおいしくいただけるのがあります)を知っている人とでは、味に対して、全く感度が違っている。
いくら、お金持ちで、素材だけは良いものを使っていても、醤油がコンビニにおいてあるようなものを使っているような人を見ると、そんなもんかぁ、なんて感じてしまうのと似ている。いや、いい調味料をしっているから、すばらしいということを言いたいのではなく、そこまで気を配っているということが、人の深みを感じさせるということだと思う。味がいくらわかっても、人の気持ちがわからない人もいるように、あくまで一つの側面として、捉えているつもりはある。とは言え、お金があることをひけらかしてひるような人でも、以外と調味料は化学合成ものばかりつかっていたりで、誰も周りに言ってくれる人がいないんだなぁ、と思うことがある、ということはあながち間違いではないだろう。
自分の実家の話でまことに恐縮だが、実家では、先日まで、いわゆる市販の出汁の素(だしの素)を多用していた。私は、あの平坦な味が好きでないため、せめて昆布(こんぶ)くらいは買ってこようよ、と昆布を買ってきて使ってもらった。そして、数ヶ月して、実家に帰ったとき、確かに、出汁は、いわゆる天然素材を使い始めていたようだった。昆布も、一応、近所のスーパーで買ってきた、出汁昆布を使っていたのだ。たまたま実家では、アルツハイマーの兆候が見られる家族がいるのだが、味覚も含めて、五感を刺激することで、その進行をとどめられるのでは?と考えていたので、よい動きだな、と思っていた。
そして、そのお出しを味わってだけれども、その昆布のお出汁がどうも、つーんとしていて匂いを発していて、なんか違うなぁ、と思ったのだった。否、昆布とはそういうものだ、と以前の私は思っていただろう。だが、昆布にもいろいろあるな、と今では感じるようになった。その出会いが、楽天での買い物だった。なぜか、奈良にある乾物屋が、九州のあごや北海道のいい昆布を、楽天で提供していて、そこにはまってしまったのだ。もちろん、そのお店以外にもいい商品をあつかっているところもあるだろう。残念ながら、東京の百貨店では、そのお店程度すら扱っていない。(ひょっとしたら、外商で扱っているかもしれないが)
ま、それで、このたび、ちょっと実家に帰ることもあって、そこで買った真昆布を一枚(ながーいやつです)もって帰ることにした。どういう反応になるか、非常に気になる。青汁にしてもしかり、やっぱり自然の味をわかるようにならないと、ぼけるのも早いのだろうなぁ、とは思っている。どう出るか・・???