企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

青汁を飲んで・・・、そして昆布の話

2005年03月01日 | 趣味関係(食IT音楽を含む)
あるメルマガ(携帯向け)を読んでいて、面白い記事を発見した。それは、化学調味料や防腐剤に慣れてしまい、自然食品を食べなくなった人の味覚がおかしくなる、という話だ。そういうとき、自然の青汁を飲んで美味しいと感じるかどうかで、食生活が真っ当かどうかがわかる、と言う話だった。青汁を美味しいと感じる人は、化学的な食品に毒されていない、ということらしい。
なるほどなぁ、と思ったものだ。確かに、そういう面はあるだろう。化学調味料にばかり慣れてしまっていると、自然の旨み(結構ひかえめだけれど、深みがある)を、薄味と感じてしまうものだ。醤油にしてもしかり、(旨み)うまみ調味料が入ったような、だし醤油を美味しいと感じている人と、醤油本来の美味しさ(醤油によっては、ごはんに醤油だけかけてもおいしくいただけるのがあります)を知っている人とでは、味に対して、全く感度が違っている。
いくら、お金持ちで、素材だけは良いものを使っていても、醤油がコンビニにおいてあるようなものを使っているような人を見ると、そんなもんかぁ、なんて感じてしまうのと似ている。いや、いい調味料をしっているから、すばらしいということを言いたいのではなく、そこまで気を配っているということが、人の深みを感じさせるということだと思う。味がいくらわかっても、人の気持ちがわからない人もいるように、あくまで一つの側面として、捉えているつもりはある。とは言え、お金があることをひけらかしてひるような人でも、以外と調味料は化学合成ものばかりつかっていたりで、誰も周りに言ってくれる人がいないんだなぁ、と思うことがある、ということはあながち間違いではないだろう。
自分の実家の話でまことに恐縮だが、実家では、先日まで、いわゆる市販の出汁の素(だしの素)を多用していた。私は、あの平坦な味が好きでないため、せめて昆布(こんぶ)くらいは買ってこようよ、と昆布を買ってきて使ってもらった。そして、数ヶ月して、実家に帰ったとき、確かに、出汁は、いわゆる天然素材を使い始めていたようだった。昆布も、一応、近所のスーパーで買ってきた、出汁昆布を使っていたのだ。たまたま実家では、アルツハイマーの兆候が見られる家族がいるのだが、味覚も含めて、五感を刺激することで、その進行をとどめられるのでは?と考えていたので、よい動きだな、と思っていた。
そして、そのお出しを味わってだけれども、その昆布のお出汁がどうも、つーんとしていて匂いを発していて、なんか違うなぁ、と思ったのだった。否、昆布とはそういうものだ、と以前の私は思っていただろう。だが、昆布にもいろいろあるな、と今では感じるようになった。その出会いが、楽天での買い物だった。なぜか、奈良にある乾物屋が、九州のあごや北海道のいい昆布を、楽天で提供していて、そこにはまってしまったのだ。もちろん、そのお店以外にもいい商品をあつかっているところもあるだろう。残念ながら、東京の百貨店では、そのお店程度すら扱っていない。(ひょっとしたら、外商で扱っているかもしれないが)
ま、それで、このたび、ちょっと実家に帰ることもあって、そこで買った真昆布を一枚(ながーいやつです)もって帰ることにした。どういう反応になるか、非常に気になる。青汁にしてもしかり、やっぱり自然の味をわかるようにならないと、ぼけるのも早いのだろうなぁ、とは思っている。どう出るか・・???
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新生銀行って変わったね。私は逃げていくことにしようと思います。

2005年03月01日 | 企業の一般的な話
住宅の購入でも、と考えて、ちょっと時間を作り銀行のローン商品を調べていた。そして、現在メインに使用している新生銀行の商品がいいなぁ、と思って、お昼の時間(といっても、必ずしも真っ昼間ではないが)に、新生銀行に行ってみた。行ってみて気がついたが、どうも、新生銀行は、設立当初の顧客志向とは別の方向を向いている様な感じを受けた。
私の勤める会社は丸の内にある。新生銀行の支店は、八重洲側にある。それで、行ってみた。まず、受付で待たされる。これは仕方がない。そして自分の番になった。話をしたところ、住宅ローンは、丸の内の住宅ローンセンターでのみ取り扱っているということ。それならそうと、わかるようにウェブに記載しておいてもらえればよいのだが。(これについては、担当してくれた人も、ウェブで詳しく載せていないのは申し訳ないと行っていました。だったら、すぐやれば?と思うのですが。。。今は、縦割り組織なんでしょうね)
そして、東京駅の中を入場券を買ってさっと通り抜け(130円自腹です。ただ、それを、八重洲の店で薦められました。いったい、なんて銀行だ)、目指す丸の内のローンセンターへ到着。そして、数分待たされた後、お話。ただ、話の内容は、ウェブに載っているものよりも貧弱。もちろん、細かく書いてあった条項を、くわしく説明してくれたが、質問したことについては、自分は営業で、審査関係ではないのでわからない、という解答。必要書類が何かを聞いただけなんだけれど、わからないというのはなんたることか?と。(ここでも、縦割りを強く感じたわけです)
極めつけは、今売り出しているローンがあまりにヒットしているので、審査に時間がかかるとかなんとか。。ヒットしているのは銀行側の都合でしょうに、と思ったものだ。
新生銀行が、前の会社のとなりにできて以来、ひいきにして使ってきた。そしてこれまでは、まぁ、客志向ではないなぁ、と感じることはあったものの(店舗の移転とか、ATMの案内がないとか)、IYバンクとの提携などでだいぶ解消されて来たと思っていた。でも、やっぱり、客の立場はわかっていないんだ、ということが判明。給与振り込みから公共料金まで、全部まとめていたけれど、さっさと他の銀行に変えようと思う。

なお、客志向について読んでいる本があるが、ここで紹介しておきたい。
この本には、客に対してサービスを失敗した事例がたくさん載っている。あまりに、自分の経験に当てはまるので、読んでいていろいろ思い出して不快になることもあるが、普通の人にとっては、目から鱗の話がいっぱい載っていると思う。
だから、顧客が逃げていく!―買う気をなくさせるサービスとその撲滅法

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