企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

アパホテルで感じたこと

2005年03月30日 | 企業の一般的な話
このところ、ホテルで感じたネタが多い気がする。自分が我儘なだけなのか。アパホテル、もとやふみこ社長の下、かなり積極的に出店しているホテルチェーンだ。東横インとアパホテル、そしてルートインといえば、ビジネスホテルでかなり頑張っているチェーンの代表格だろう。東横インが女性というキーワードで攻めており、ルートインはちょっと離れた場所だけれど広く、大風呂があるという感じ。これに対して、アパホテルはソフト面と利便性というところが武器になっているようだ。
かなり多くのホテルを単品として買い求め、グループのホテルとしてやっている。あの、歴史のある祇園ホテルまでもAPAグループだったりして、結構驚いたことがあった。そしてここ名古屋のアパホテルも、不二パークホテルだったようだ。なんとなく、ちょっとだけ質感のよい雰囲気の内装だが、ところどころはげていたりしてあまりきれいではない。
このホテル、正直期待していた。社長の書いた本も読んだし、自宅からそう遠くないアパホテル板橋も、なんどか中を見たことがある。だが、このアパホテル名古屋錦の実情はひどいものだった。これで9450円?うそでしょ・・の実態とは。
○清掃・・・床にゴミが結構落ちていました。いすに座って足元を見ると光っている物がある。なんだろう?これは、と見ると、紙パックジュースについているストローの包みフィルムだ。いったいどうしてそんなものが落ちているのか不思議で仕方ない。掃除、適当にやっているのだろうね。他にも糸くずなどがぞろぞろ。極めつけは、干からびた米粒の束(15粒くらい)が絨毯に絡まっていたこと。どうしたのだろうね?社長は、泊まったことないんだろうなぁ。普通の部屋には(^^;
○フロントの対応・・・。これだけの金額をとっておきながら、ホスピタリティがない。とっても事務的。忙しかったのだろうか?(ちょうど、万博やっているしね)
○フロントについて2・・・なぜかキャンペーンと称して、キリンの氷結を持っていってよい、と言われた。私は、そんなものは飲まない。だから、非常に残念な思いをした。お酒を飲まない人にとって、そんなキャンペーンは全く意味を成さない。逆に、損をした気分になってしまう。メーカーからキャンペーンでもらったとのことだが、お酒を飲まない人のためにも、同時に水やお茶などを準備してもらうことはできなかったのだろうか?すっごく、不公平感を持ってしまった。APAでなかったの?ここは?
○携帯電話が入らない・・・Vodafoneの携帯、立てかけておかないとアンテナの入りが悪い。非常に心配になってしまう。いくら栄の駅から1分といっても、携帯が入らないと立地の意味はなくなる。

と、あれこれ苦情ばかりだが、まぁ、APAグループとして提供しているサービスなどはきちんと提供されている。それができていないというわけではない。ただ、企業の目指す姿(お客様へのおもてなし)と実態との違いは、たいへん残念だった。
コメント
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