夕方に,芽の出た野菜に水をかけていて,感動したことがありました。
カボチャの楕円形の双葉が,あまりにも見事に葉を広げているのに,見とれてしまったのです。
葉の形,大きさ,厚さ,さらにその緑の色合いも,まるで生きているんだということを誇示するような印象がありました。
プランターのあちこちで,双葉たちが葉を広げ,その存在を主張し合っているのです。
少しでも葉の面積を広げることで,太陽の光をいっぱい浴びようと,たくましさを自己表現しているような感じがしました。
ようくみると,双葉はまるで赤ちゃんのように見えてくるから不思議です。
それも最高の笑顔で笑っているのです。
ただ,この元気な赤ちゃんたちをどこに植えるかが問題です。
このたくましさだと,畑がすべてカボチャで覆い尽くされそうな感じがするからです。
でも,自由に思うがまま伸びることのできる場所に植えてあげたいと思っています。
命のもつ勢い,生きようとする力を,カボチャの双葉から教えてもらったような気がしました。
◆以前のブログで紹介しました,岩手県釜石市のラグビーチーム『釜石シーウェイブス(SW)』が,5月15日の震災後初の対外試合で,関東学院大に59-17で圧勝しました。会場となった盛岡南公園球技場には,10数本の大漁旗が舞い,色とりどりの旗がはためいていたそうです。試合後に,深紅のジャージの選手たちがスタンド前に整列すると,避難所から駆けつけてきたファンたち(2時間かけ,バス5台に分乗した160人)が涙ぐみながら,「いいぞ~カ~マイシ~」「ごくろうさん」というかけ声をかけたとのこと。選手たちも,大漁旗の応援を力にし,サポーターあってのチーム、釜石の街あってのチームだということを熱く実感したようです。釜石の選手たちにも被災した選手がいましたが,改めてサポーターに支えられてラグビーができることの喜びを体感できたようです。チームには外国人の選手やコーチもいたわけですが,母国には帰らずチームの一員として釜石にとどまり,ボランティア等に取り組んでいたとのことです。『釜石シーウェイブス(SW)』は,地域と選手とが一体となった熱くてすばらしいチームだと思います。北の鉄人と言われたかっての新日鉄釜石時代も魅力あるチームだったのですが,今のチームも同じように魅力的で,心から応援していきたいチームです。今は,トップリーグの下部のリーグに属しているようですが,やがてはトップリーグでも活躍できるチームになるのではないかと思います。ベガルタや楽天同様,熱きサポーターとして応援していきたいと思っています。
たいき君へ
5月の誕生日,おめでとう!
5年生として高学年の仲間入りをしたので,学校全体のリーダーとしても,これからは頑張っていこうね。
前に勤めていたT小の卒業生に,お祝いの言葉と一緒に次のような言葉を書いたよ。震災で亡くなった子どもたちの夢の分まで,生きていこうって…。
命の詩は,小海永二さんの詩で,私も大好きな詩です。
人間は,誰でも二つの祖国を持っているそうです。自分の生まれた国とそしてもう一つは地球です。今度の震災でも,世界中の人々が同じ地球に生まれた,たった一つの命をもつ仲間として,被災された皆さんを心配し,いろんな方法や形で応援し,励ましてくれています。
国も,人種も,肌の色も,年齢も関係なく,同じ人間として温かい気持ちで支えてくれています。
命というつながりや重さの上では,地球上のすべての命あるものは,平等で大切なかけがえのない存在なのですね。命の詩をこの時期に選んだ,たいき君の気持ちがとてもよく分かるような気がします。
同級生のくうたも,元気ですよ。
うしろに,いのちの詩(前に紹介したかもしれません)とくうたの写真も載せるので見てください。
連休は,田植えのお手伝いも,兄弟で頑張っているのでは…。小春も,力仕事ができそうな感じがするけど,どうかな…?
誕生月の5月も,さわやか たいきスマイルで ガンバ!
………………………………………………………………………………………………………
いのち
小海 永二
花です
虫です
からだです
鳥です
草です
こころです
それらはみんないのちです
いのちは
どれも
ひとつです
いのちのふるさと
地球もひとつ
風が吹き
雲の流れる地球のうえに
要らないものなどありません
互いに支えているんです
見えない手を出し 声を出し
互いに支えているんです
どれもひとつで
どれにもひとつ
全部が大事ないのちです
……………………………………………………………………………………………………
我が家の のんびり犬 誰にでもしっぽふり犬の クウタ です。
近況のクウタです 冬の頃のダンディ・クウタです