カタクリの花の群落をフォトアルバムに入れましたので,ご覧下さい。
5/5に,秋田県仙北市西木町にある『かたくり群生の郷』に出かけてきました。その折りに,限りないほどたくさん咲くカタクリの花を見てきました。
林の一画にある斜面やなだらかな丘が,うす紫のジュウタンに覆われているように,一面カタクリの花・花・花・・・・・・・・・で包まれていました。
これまで,群生しているカタクリをいろんな場所で見てきましたが,これほどたくさん咲く姿は初めて見ました。
まるで,近くの野山に咲くカタクリたちが,一年に一度大集合し,楽しくにぎやかな祭りを開いているような感じがしました。
周りの木々も,小さなカタクリたちを見守るように穏やかに立っています。昔からこの祭りを見守って来たのでしょうか。まだ葉をつけず,明るい空の光がカタクリにも降り注ぐように優しく見守っています。
じっと耳をすますと,カタクリたちのかわいい声や笑い声が聞こえてくるようです。
昼の間はつつましくじっとしていますが,夜になると,にぎやかに動き出して,手をつないで踊り出すような気がします。春が来た喜びを体いっぱいに表すように……。
我が家のカタクリは,咲き終えて来年までの眠りにつきましたが,庭には娘が入学記念に町からいただいた八重桜が満開です。レンギョウ,ユキヤナギ,シモクレン,シャクナゲも咲き始めました。梨も清楚で愛らしい花を咲かせています。
高く伸びたタラの木には,タラッポ(タラの芽)が顔を出しています。もう少しで,天婦羅になりそうです。
春から初夏へと季節は,確かな足取りで姿・形を変えていきます。
被災地での復興も,被災された方々に確かな希望の灯をともすような形で,進んでいってほしいと願っています。
9日から,私もボランティアを再開する予定です。