心温まる出会い

今年も、最後の月を残すのみとなりました。
今日は朝からみぞれ気味の雨が降り、やがては雪に変わるのではと思えるような一日でした。
夕方になっても雨のままですが、もしかすると明日の朝は銀世界になっているかもしれません。
晩秋から冬へと季節は確実に移り変わっているようです。

１１月最後の日曜日に、かっての教え子たちとの飲み会が仙台でありました。
心に残る楽しいひとときでした。
それぞれが、それぞれの環境の中で　元気に　そしてあの頃の変わらない笑顔のまま在ることに 言葉にならない　感動を覚えました。
社会人として生きていく上での　さまざまな苦労や悩みを抱えながらも、今　こうして　同じ時間を共有しながら　飲んで語り合えることの喜び。
語る言葉よりも　成長した子どもたちと　時を越えて向き合えることの幸せを感じました。
担任であったことの　幸せを体感するひとときであり、温かい気持ちに満たされた時間でした。

願わくば　この子たちの未来がこれまで以上に幸多いものでありますように！　

そんな願いでいっぱいになりました。

３８年間生きてきた子どもたちとは小学校４年の時の１年間の出会いでしたので、わずか１／３８の人生を　共に生きたことに過ぎません。
それでも、こうやって再会の機会を与えてもらい、成長した姿を見守ることができることに、大きな喜びを感じています。

来年の１月４日には、また再会の機会があります。この時には、これまで会えなかった子どもたちとも再会できるかもしれません。

『サンタクロースって　ほんとにいるの』　てるおかいつこ文、すぎうらはんも絵、福音館書店　の絵本の末尾に、次のような一節があります。

「…　いるよ　サタクロースはね　こどもをよろこばせるのが　なによりのたのしみなのさ　
　　　だって　こどもがしあわせなときは　みんながしあわせなときだもの　…　　　　　　」

子どもの幸せを願う　サンタのハートを　大切に持ち続けることのできる　大人でありたいものだと思います。