あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

早朝ウォーキング

2011-06-04 07:46:20 | インポート

久しぶりに早朝ウォーキングに出かけてきました。

早い時間だったので,かっこうの鳴き声を耳にしました。歩くリズムに合わせるように,その声がのどかに響いてきます。耳を澄ますと,他の小鳥やカエルの鳴き声も聞こえてきました。生きているものの確かな存在感と 穏やかな時の流れを実感する ひとときでした。

水の満ちた田には,苗が植えられ,整然とした水田風景が広がります。水面からは一列に並んだかわいい苗の頭が出ています。陽光を反射しキラキラと水面が輝き,文字通り『水田』の風情です。やがては 稲の成長に合わせ少しずつ水面が見えなくなり,季節は夏に向かいます。

植物は確かな成長を目で確認できますが,復興への足跡も見えるもの・実感できるものになっていってほしいものです。

国会では内閣不信任案が否決されたようですが,国会そのものに不信任案を提出したい心境です。国民からの信頼を得られる政治であり,政治家であってほしいものです。

   みち 4  谷川俊太郎詩集 『どきん』より

 まよわずに

 ひとすじに

 とりたちはとおいくにへと

 とんでゆきます

     そらにも

     めにみえぬみちがあるのでしょうか

     そのみちをてらすのは

     かすかなほしのひかりだけなのに

          いそがずに

          おそれずに

          ちずもなくとりたちは

          かなたへととおざかる

進むべき道をとりたちは見出しているのでしょうか。『かんじんなものは 目には見えない。心でさがさないと……』 星の王子様の一節を思い出します。とりたちは,かんじんなものを見つけたからこそ,広い空の中の 進むべき 確かな道を 進んでいくことができるのだと思います。

まよわずに ひとすじに  求める道・信じる道を いそがずに おそれずに  歩んでいきたいものです。