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帯広・紫竹ガーデン~紫竹おばあちゃんのお花畑

2016年07月24日 18時38分12秒 | 青い空の日は旅立(全般)
7月17日(日)

富良野・某所での朝。



▲ 一面にラベンダーの咲く庭を前に、晴れやかに目覚めた。



朝食後、一路十勝・帯広へ向かった。



▲ 偉大なる十勝平野に入ると、こんな白い花が咲く広大な畑が続く。

おお、ソバ畑!?

あんたばかね。ソバであるわけないじゃん。茎をみてよ。

ジャガイモよ。

ボクより、はるかに田舎育ちのツレが言う。



▲ 確かに、花が違う。

へー、ジャガイモにもこんな花が咲くのだ。


帯広の町に入って、南郊外にあるこのガーデンにきた。



▲ 紫竹(しちく)ガーデン

もう1時近くになっていたので、園内のレストラン・フラワーハートにそのまま入る。




▲ レストランで、このおばあちゃんが見回りに来られた。

「私、おばあちゃんが載っている、この雑誌をみてきたのです。ホラこれ。」

と、北海道ガーデン街道を特集していた「ゆうゆう」7月号のおばあちゃんの写真を指し示すdeco。

このおばあちゃんは紫竹昭葉(しちくあきよ)さん。このガーデンのオーナーだ。今年89歳。
夫が急逝後、63歳のとき大好きな花で帯広を北海道をいっぱいにしたいと創り始めた。
北海道ガーデン街道設立の呼びかけ人の一人でもある。




▲ ランチは、十勝素材にこだわったお花見弁当1080円。

ボリュームも十分あり、このランチで儲けようとは考えていないことが伺い知れる、満足弁当だ。


さあ、見せていただこう。



▲ 案内図。

周辺部を入れたら東京ドーム2個分の広さがあるガーデンだが、中心部はこじんまりとまとまっている感じだ。






▲ 入り口・レストラン付近。

華やかさがもうここから始まる。




▲ 東屋の付近。リボン花壇。




▲ 白樺の並ぶ境界線の辺りに来ると、白い花がいっぱい。

こういう感じが好きなもので。




▲ しかし、このガーデンの特徴を一番表すのは、この「パレット花壇」だろう。





▲ パレットに広がった絵の具のようにカラフルな花を集めている。

全部、多年草ということだ。
つまり、毎年こう咲いてくれるということだ。




▲ まあ、華やかなこと。女性が好みそうだ。

「皆で北海道を花の島にしましょう」という紫竹さんの考えを、直に表していると思う。


その他、綺麗だと思った花。






▲ 上:クレマチス。 下は、名前は知らないが、ピンクと白の花弁がもっこりと綺麗だったので。





▲ 今、睡蓮が咲く池もあった。




▲ 睡蓮の花。蓮は汚泥より出でし水面上にニョキだが、これは水面に浮かぶから睡蓮だろう。

ガイドさんが言ってたのは、印象派のモネは日本の蓮庭園をマネして睡蓮の池を連作で描いた。
私達は、モネの絵をマネして、この池を創ったと。
ほとんど冗談だろうが。

モネの睡蓮:(クリック)



ガーデンにはいくつか、置物もあって。
やはり、花園はロマンチックな気持ちになって、愛を語らう所。



▲ 縁遠くなった方がほとんどでしょうが(笑)。

それはともかく、花園に合ったメルヘンいっぱいの像があった。



▲ おい、コラ。

手が早いな。女の子が恥ずかしがっているじゃないか。

と、一人怒っている昔少年でした。


紫竹おばあちゃん、ありがとう。
いつまでも夢をですね。