平和の歌・核兵器絶滅へと戦った英雄の歌

トップページに平和の歌が投稿

KIBOU  連載小説 2 逃亡者

2012年08月08日 | Weblog
連載小説 第2回
        逃亡者
        5 騙しの手口
峰雄 しかし、残金の貯金では不安だ。もう少しないと先行きが不安だ。もう一軒だまして大金を巻き上げるかな。

峰雄は大金のお金は持っているのだが、お金はいくらあっても不足なのだろう。人間の欲望はきりがない。ある財産家は山ほどお金があっても、お金はいくらでもほしいと嘆く、人間の心の病気でもあるのである。 そして、峰雄は、また、悪をたくらんでいる。

峰雄 もしもし、こちらは、仏像店ですが、御主人をお願いします。
御主人様ですか、御利益がある仏像があるんですが、値段も手ごろであります。
主人 どうして、私が仏像に興味あると知っているのだ。
峰雄 まあそれは、情報社からであります。それは、別にしといて、
その仏像は、冥途のお土産になります。
                     続