「この国のかたち」的こころ

敬愛する司馬遼太郎さんと小沢昭一さんに少しでも近づきたくて、書きなぐってます。

新型インフルじゃないもの大変だという話

2009年09月13日 00時03分25秒 | 文化論
先週の日曜日に地区の運動会があったんですが、その前日からかんかん照りの中で丸々2日間、役員の仕事をして参りました。で、その前々日ぐらいからノドの調子が良くなかったんですが、その2日で決定的になりまして声が出なくなりました。幸い熱はなかったので、仕事には行ったんですが、僕のお仕事はしゃべらなきゃどうにもならないお仕事なので、次の日は仕事の段取りだけして早退して病院に行きました。いったのは自分の街にある耳鼻咽喉科です。なかなか評判の良いところなんですよ。なんてったって仕事が早い、というのは失礼な言い方で診療の手際がよい。だいたい二人の医師がいてその周りを三,四人の看護士が取り囲んで次々と患者を誘導していく、そしてやや強めのお薬を出してくれてパパッと直しちゃうから外国籍の人にも評判が良い、余分な検査もしないしね。ただ耳鼻咽喉科だから吸入はしますよ。鼻と耳の検査は一応しますよ。掃除してくれるしね。これって余分じゃないでしょ。で、僕の場合も状態を聞かれて鼻を診て耳を診てのどを診て、「急性咽頭炎ですね。」って診断されました。でねおかしいのはここでね「急性咽頭炎」って言ったんですが、こういう診断って今までなかったんですよ。今までだと「あ~、ノドが赤いなあ。これじゃ熱出ますよね~。お薬、抗生剤と鼻炎のと、ノドの痛みを鎮めるやつね。出しときますから5日たっても症状変わらなかったらまた来てちょうだい。」ってな感じなんです。でもいきなり「急性咽頭炎」でしょ、おや?って思いますよね。でね、聞いてみたんです、なんですかそれ?ってそしたら「風邪です、新型インフルじゃありません。」って言う答えなんですね。そこでやっと分かりました。新型インフル流行以後、ちょっとした症状でも確かめる人って結構いたんじゃないかと思うんですよ。そうするとね。先生の方でもやっぱり、「ノドが赤いなあ。だけじゃ済まされなくなってきたんじゃないかと思うんです。で、「急性咽頭炎」が急にメジャーの舞台に上がってきたみたいなことになっているんじゃないかと思うのです。僕だって無理していった職場で何度も「医者に診せをのか?」というご心配をいただきましたが、その裏返しは「冗談じゃないぞ染すなよ」的なものがあったんじゃないかと思うのです。なんでそんなことが分かるのかって?それは自分がそうだったからとしか言えないんですが、それも自分だけのことかもしれません。

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