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仏陀の教え 南伝と北伝

2023年07月14日 | ZOOM

きょうの東大仏青「仏教世界を歩く」で得た知識。

 

ブッダにいちばん近い(古い)教えは南伝してスリランカへ。

長部32経、中部15、相応部2900、増支部2000,小部15(これがとくに最古)。

パーリ語で書かれていて、ニカーヤと呼ばれる。

小部の中にかの有名なスッタニパータ、ダンマパダ(法句経)、ジャータカ物語が入っている。

パーリ語といえば、かつて月1で通っていた梵字書道の教室で授業のはじめに唱える偈に「ブッダンサラナンガッチャーミ、ダンマンサラナンガッチャーミ、サンガンサラナンガッチャーミ」というのがあったけれどあれはパーリ語だったんだ。

スッタニパータの漢訳はないらしい。

これに対して北伝はアーガマ(阿含経)として漢訳される。

ニカーヤとアーガマの違いがわかった。

・・・

先生のおっしゃるとおり、たしかにこの流れ(南伝、北伝)を理解するとわかりやすい。

この講座の加藤先生もじつに優秀な方でした。

私にとって「優秀」とは、人にわかりやすく要点を丁寧に教えてくれる、を意味します。

このとしになるまで数々の「先生」を見てきたけれど、中には「一度しか話さない」と強圧的な人もいて、ほんと、そういう人は教師に向かないと思っている。

きょうの先生は音声明瞭、話す速さもちょうどよく、ところどころ「先週お見えにならないかたもおられるようなので」とか「これは前にも話したかと思いますが」と前置きされてから要点を強調してくださる。

2度3度聞いてようやく飲み込めることもありますし、私の場合、アガサ・クリスティのドラマをテレビで見ていると、5回くらいリピートしてようやく細部に気がつくくらいなので・・・

この講座は会場(教室)に何名いらっしゃるのかはわかりませんが、オンラインでは30人ほどいます。

おすすめ講座です。

 

 

 

 

 

 

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