春夏秋冬

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アーカイブ 加行道場、仏画、遍路、叡福寺

2023年07月24日 | 日記

毎年スクーリングに参加しているともはや受けるべき科目がなくなってしまいますが、なんとか1つだけあったので今年も高野山へ行ってきます。

科目は竹村牧男先生の**で、昨年も申し込んであったのに急遽体調を崩されて代替えの授業となってしまったもの。

今年だってどうなることか、諸行無常であります。

 

近頃の学生数の推移など、なかなかずばり得たい情報は手に入りませんが、どうも年年歳歳入学者数は減っているようですね。

授業料は私の記憶では半期に17万5千円だったものが19万円に値上がっているらしい。

さいわい3年目以降の延長料は5万円(年間10万円)と変わっていないので助かります。

しかしこれはもう私からすれば寄付金のようなもので、値上がるなんてとんでもないこと、そうなれば速攻で学生をやめます。

 

自分自身の「みにつく」予定のプログラムを実行すること、法隆寺夏期大学から始まり、高野山大学大学院修士課程通信教育へと進み、この数年間であっという間に多額の自前「科研費」を使い果たしました。

いまではレポートも出さず、とくになにもしないで1年をすごし、今年はそれでも2つほど単位を取る予定ですが、来年以降はまるでやる気なし。

修論の指導を受けるのでないなら、学生証がただのアクセサリーに過ぎません。

梵字に関心をもったばかりについに高野山まで来てしまい、有為の奥山今日越えて、です。

昨年末から今年はじめにかけて家族が手術入院とかあって、もうこれが踏ん切り時だと思ったのに、「病理検査の結果、がんではありませんでした、今後の治療の必要なし」と言われてガーン!

悪くもないところを切ったことになり、なんでそうなるまえにある程度予告してくれなかったのか憤りの心境でしたが、このごろは気分的にも落ち着いてきました。

やたらに精密な人間ドックを受けるとろくなことはないということで。

 

 

 

「印象的だったあのころ」

 

2017年8月のブログ記事一覧-春夏秋冬 (goo.ne.jp)

加行道場体験記

高野山大学大学院通信教育はまずこの年の科目履修生からのスタートでした。

たしか受けられる上限の単位数を履修したと思います。

その中で一番心に残ったのは単位とは別のスクーリングでの加行道場体験で、私の「阿頼耶識」の中にどれだけ大きな比重を占めていることか。

翌年はこの年の反動でたった1つ「空海の書」だけを履修したのですが、少ないだけにやはり印象は強かった。

そのときに同じ教室にいた神奈川のAさんから○○院のことを教えてもらい、正科生になればそこへ泊まることができるんだ、と思って3年目の2019年に受験して正科生になりました。

おかげさまで先生から直接「悉曇十八章」を伝授していただくことができ、法隆寺に始まって以来の梵字の夢がかないました。

 

2021年9月のブログ記事一覧-春夏秋冬 (goo.ne.jp)

種子曼荼羅を描いたころ

仏画の初めは文殊菩薩とか孔雀明王とか描いていたんですが、そのうち種子曼荼羅の金剛界に挑戦し、順序は忘れたけれど、胎蔵曼荼羅を描き、さらに金剛界を描き直し・・・ほかにも十三仏、装飾観音経、不動明王、阿字観用の阿字、などよくもまあ次々に描きました。

こういう道楽はもう二度とできません。

仏画の先生には私がお金持ちに見えたのかもしれませんが、じつは最初に準備した予算はすべて使い果たし、現在は余裕がまったくありません。

これが現実です。

2020年以降、サンスクリットを学ぶために東京大学仏教青年会に加入し、最初の2回は新幹線通学のため費用がかかりましたが、現在はすべてオンラインで受講しているので授業料のみの負担です。

その金額はあれだけみっちりお勉強させていただいても上記の費用に比べればほとんどないに等しいくらい。

通信教育ではよほど自発的に熱心に取り組まない限り、成果を上げるのは難しく、東大仏青はその反対で先生の熱意がひしひしと伝わってきて励まされることが多いです。

 

2017年12月のブログ記事一覧-春夏秋冬 (goo.ne.jp)

遍路体験

単位取得のためオール徒歩でお遍路さんをやりました。日頃の運動不足がたたって足が棒のようになり、同行してくれた方には多大なご迷惑をおかけしたことをここであらためてお詫びします。

崇徳天皇関連の地を歩いて、西行法師もこの道をたどったのかと感無量。

紅葉が美しかった。

遍路宿はどこも個性があって料理が美味しく安価でおすすめです。

 

2021年9月のブログ記事一覧(2ページ目)-春夏秋冬 (goo.ne.jp)

叡福寺の思い出

法隆寺夏期大学の何回目かにこのツァーが組まれました。なかなかここへ自力で行くのは難しいでしょう。法隆寺のお坊さんは13人くらいのはずなのに、半分以上写っていますね。2011年のことです。あと1回行けば10回表彰を受けられるのですが、今年送られてきたプリントにはその表彰式の日程が載っていないのでもしかして中止になったかもしれない。今年は高野山を優先して、来年は法隆寺へ行くつもりだったのに手遅れだったのか。

 

ただいま記憶を整理するため、過去のブログ記事で伏せてあったものを再度アップしています。

(期間限定)

 

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