老(自分)老(ごまちゃん、柴犬オス、もうすぐ16歳)介護の毎日です。
ごまちゃんはめっきり足腰が弱り、この暑さの中玄関のタイルの上で休んでいるのですが、立ち上がろうとして何度も尻餅をつき、ドデンと仰向けにひっくり返ってしまうほどなさけない有様。
(換毛期中なのでふさふさしている 7月4日撮影)
1年前には当たり前にできたことがいまはまったくできない。
人間も同じだろうな、と思います。
ところが彼には大好物があって、私らが昼食にかつやへロースカツ定食を食べに行く時、いれものを持参して一部取り分けておみやげに持って帰るのですが、このごろは外食する気分にもなれないので持ち帰りでロースカツ弁当を買ってきます。
さて、このロースカツに対して日ごろまるで「色声香味触」のいずれにも感覚がなくなったような、ボーッとした状態のごまちゃんなのに、これにだけは絶大な反応をしてくれます。
(夏毛に変わったのでげっそり痩せたみたいな感じ 7月25日撮影)
今日はさすがにもうバテているみたいだし、と思っていたら、なんとあの玄関の上がり框の高さを乗り越えて上がり、廊下を通り、食堂までやってきました。
なんだやればできるじゃん。
彼の意識を呼び戻してくれるかつやのロースカツには本当に感謝しています。