さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

オランダ紅椿の咲く来迎寺

2016年10月23日 | 巡拝日記

    

松坂牛が育つ飯南町の山村に加藤清正が持ち込んだと伝わる

「オランダ紅ツバキ」が咲き誇る古寺に行って来ました!

 三重県松坂市飯南町の山村

 「狐雲山 来迎寺」 (こうんざん らいごうじ)

 来迎寺「本堂」

 狐雲山 来迎寺は平安時代の1181年に法然上人の門下で

東大寺大仏殿の勧進職に就いた俊乗坊重源によって

この地に念仏堂を建てたのが始まりとされています

 1816年に建立された鐘楼

梵鐘は1568年に藤原朝臣三郎兵衛尉の寄進によるもので

越前地方で造られた梵鐘で現存する最古の鐘だそうです

樹齢300年余りの「オランダ紅ツバキ」 

  オランダ紅ツバキの由来 

豊臣秀吉による朝鮮出兵の折に加藤清正が持ち帰ったとされる

ツバキは織田信長がオランダに送ったもので欧州で品種改良され

中国、朝鮮を経てこの地に里帰りしたというツバキです 

 里帰りしたオランダ紅ツバキの横には「お墓まいり十訓」なる

教えがありました。なるほどと頷きつつ、最近はお参りに行く

頻度が少なくなっていると反省する巡拝になりました!

      

 

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