いつか「鎌倉五山」を巡ってみたいという以前からの
願いを叶えることが出来ました!
鎌倉五山第一位 「巨福山 建長興国禅寺」
(こふくさん けんちょうこうこくぜんじ)
建長寺は鎌倉を代表する格式高い大寺院で1253年に
北条時頼によって創建された禅寺です
巨福門(こふくもん)と呼ぶ「総門」
1783年に建立された京都、般舟三昧院の門を移築した門で
この日は修学旅行の小学生が大勢、拝観に訪れていました
「三門」
三解脱門の略で楼上に五百羅漢などが安置されていて
その下を通ると心が清浄されると云われています
三門右横の国宝「梵鐘」
建長7年の1255年、大和権守の物部重光が鋳造したと
伝わる重さ22.7トンの名鐘です
三門から仏殿に続く境内
「仏殿」
東京、芝の増上寺から移築された建物で江戸初期の
華麗な装飾が施された建物です
仏殿内部には本尊の地蔵菩薩坐像が祀られています
「法堂」
現在の法堂は1814年に再建されたもので木造建築
としては関東最大の建物です
本来、法堂に仏像は祀りませんが現在は千手観音菩薩像が
安置されています
法堂の天井には約80畳もの大きさの「雲竜図」があり
日本では珍しい五爪の龍が小泉淳によって描かれていて
その姿は迫力満点でした!
仏殿前の「柏槇」(ビャクシン)
幹周りが7mもある古木で創建当時から760年以上も
生き抜いてきた銘木で名勝史跡に指定されています
けんちん汁という料理の発祥の地でもある建長寺で
禅寺独特の重厚な気品高い空気感を感じ得ることが
出来て鎌倉にやって来た甲斐があったと思いました!
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