さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

浜松・満天星の庭「長楽寺」

2015年06月11日 | 巡拝日記

   

平安時代の初期、西暦806年頃に弘法大師によって開かれたと

伝わっている奥浜名湖の古刹を訪ねて来ました! 

 「光岩山 長楽寺」 (こうがんざん ちようらくじ) 

 隠元禅師の高弟、独湛禅師の筆による「長楽寺」の扁額が

かかる山門は室町時代に建てられたそうです

 昭和58年、300年の歴史を持つ本堂の解体建材を利用して建てられた鐘楼

 室町時代に造られた中門と土塀はそのままの形で残されています

本尊の馬頭観音坐像を祀る護摩堂 

 馬頭観音の説明

 本尊 馬頭観音坐像は鎌倉時代の作とされますが

作者は不明とのことでした 

 像高86.7cmの頭上に白馬が載っています

 本堂

 本堂の上段の間から望む「満天星庭」

 満天星(どうだん)の庭の説明 

 小堀遠州の作とされる回遊式の庭園

 裏山を借景に約2000㎡の斜面に

200株もの満天星(どうだん)が植え込まれています

池は浜名湖の風景を凝縮させていると云われています

 護摩堂脇の古い梵鐘

 古い梵鐘の説明

 

歴史深さを伝えている境内 

 ご住職から寺史の説明をお聞きし、お茶をご馳走になりつつ

温かいお人柄にふれて

こころ穏やかになった古刹巡りとなりました

      

 

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