平安時代の初期、西暦806年頃に弘法大師によって開かれたと
伝わっている奥浜名湖の古刹を訪ねて来ました!
「光岩山 長楽寺」 (こうがんざん ちようらくじ)
隠元禅師の高弟、独湛禅師の筆による「長楽寺」の扁額が
かかる山門は室町時代に建てられたそうです
昭和58年、300年の歴史を持つ本堂の解体建材を利用して建てられた鐘楼
室町時代に造られた中門と土塀はそのままの形で残されています
本尊の馬頭観音坐像を祀る護摩堂
本尊 馬頭観音坐像は鎌倉時代の作とされますが
作者は不明とのことでした
像高86.7cmの頭上に白馬が載っています
本堂
本堂の上段の間から望む「満天星庭」
小堀遠州の作とされる回遊式の庭園
裏山を借景に約2000㎡の斜面に
200株もの満天星(どうだん)が植え込まれています
池は浜名湖の風景を凝縮させていると云われています
護摩堂脇の古い梵鐘
歴史深さを伝えている境内
ご住職から寺史の説明をお聞きし、お茶をご馳走になりつつ
温かいお人柄にふれて
こころ穏やかになった古刹巡りとなりました
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