湖南三山の三山目は長寿寺から車で2~3分のすぐ
近くに在って見応え充分の迫力ある古刹です
湖南三山 「阿星山 常楽寺」
(あせいざん じょうらくじ)
常楽寺の開創は西暦708年頃、良弁僧正によって開基
されたと伝わる阿星寺五千坊の一つと伝わっています
長寿寺を開基した良弁僧正が同じ湖南の地のしかも
すぐ近くに鎮護国家の道場を開いた事に驚きました!
国宝 「本堂」
本堂は内陣、外陣からなる桁行七間、梁間六間の
入母屋造り桧皮葺きの遺構です しかしその現状
の姿は痛みが酷く早い修復が必要と感じました
国宝 「三重塔」
西暦1400年頃に建立された高さ22.8mの
四方三間和様の塔です
紅葉シーズンにこの光景には心魅かれました!
国宝の本堂、三重塔の他に重要文化財として本尊の
千手観音に風神、雷神、二十八部衆といった仏像が
間近に拝観が出来て記憶に残る巡拝になりました
琵琶湖の南に位置する湖南三山と称する古刹巡りの
「善水寺」「長寿寺」「常楽寺」詣では私にとって
深秋の紅葉を満喫することの出来る貴重な場所となり
来年以降、度々、出掛けてみたくなる場所になりました