さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

鮮明に記憶の残る北陸の名刹

2019年03月15日 | 古寺・名所の回顧

  石川県羽咋市には今もって鮮明に記憶の残っていて

感動をも覚えた私のこころの名刹があります

今から六年前、2013年1月の「冬の日本海」 

海岸から少し山里に入ると突然、視界に入る「五重塔」

北陸にこんな立派な五重塔があったのかと驚きました!

「金栄山 妙成寺」 〔きんえいざん みょうじょうじ〕

日蓮宗本山の格式を持つ北陸地区の名刹は西暦1294年の創建で

後の江戸時代には加賀藩前田家から手厚い加護を受けて

隆盛を誇ったと伝わっています

西暦1625年に建立された「仁王門」

阿形、吽形の仁王が護る仁王門は国の重要文化財です

袴腰の「鐘楼」や入母屋造り杮葺き屋根の「本堂」その右横の

「祖師堂」など重要文化財の建物が建ち並ぶ境内は圧巻で荘厳な

雰囲気に包まれていました!!

 西暦1614年に建立された唐様形式の「本堂」

 雪が少し残る境内は静けさと共に気品の高さもあって

思わず背筋が伸びた想いがあります!

北陸随一の重要文化財「五重塔」

34.18mの高さを誇るとち葺き屋根の五重塔は全国で

ここだけに残る珍しい造りで風雪に耐え抜いた雄姿は

何処か風格があり強く印象に残る塔でした!

    

 

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