さつき盆栽の剪定、植え替え、整枝などなど一連の諸作業が
ひと段落したのと三月に痛め患っていた左膝じん帯の回復も
順調に進んでいるのでこの機に思い切って遠出を試みて群馬
の古社巡りに出掛けました!
東海環状、中央道、長野道、上信越道と高速道路を
ひた走り群馬県富岡市へと向かいました
奇岩怪石で名高い「妙義山」
妙義山の主峰・白雲山の東山麓に鎮座する「妙義神社」
古社・妙義神社の創建は西暦537年と社記にあり
1500年ほどの歴史を有する信仰と祈願の社です
「総門」
江戸時代の1773年に建てられ棟高13mの切妻造りの門です
この門の周辺に積まれた見事な石垣は信州高遠の石工集団が
妙義山の石を使い積み上げた技巧の巧さを今に伝えています
総門まで110段の石段を登り、さらに本殿へは一直線に
延びる165段もの石段が続きます
息を切らして100段ほど登って行くと石段が
急に歪んで見えてきました!!!
酸欠でめまいを伴う心臓病の再発かと一瞬思い不安に
なりましたが落ち着いてよ~く見ると
何と地殻変動による歪みのようでした!!!
登り切った石段を上から眺めるとかなりの
急こう配で遠くに富岡市の集落が見えました!
「唐門」
「本殿」
信仰と祈願の社・妙義神社の御祭神は日本武尊・豊受大神・
菅原道真公・権大納言長親卿を祀り、開運厄除、商売繁盛、
学業成就、火防の神、縁結びの神として広く知られています
第一鳥居から数えて275段の石段を登り権現造り、黒漆塗りの
重要文化財の本殿に参拝出来たことで山の霊気に触れ、英気を
頂き1500年の歴史を誇る幽玄な雰囲気に浸ることが出来ました