さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

群馬の古社巡り「妙義神社」

2018年06月26日 | 巡拝日記

   

さつき盆栽の剪定、植え替え、整枝などなど一連の諸作業が

ひと段落したのと三月に痛め患っていた左膝じん帯の回復も

順調に進んでいるのでこの機に思い切って遠出を試みて群馬

の古社巡りに出掛けました!

東海環状、中央道、長野道、上信越道と高速道路を

ひた走り群馬県富岡市へと向かいました

奇岩怪石で名高い「妙義山」

妙義山の主峰・白雲山の東山麓に鎮座する「妙義神社」

古社・妙義神社の創建は西暦537年と社記にあり

1500年ほどの歴史を有する信仰と祈願の社です

「総門」

江戸時代の1773年に建てられ棟高13mの切妻造りの門です

この門の周辺に積まれた見事な石垣は信州高遠の石工集団が

妙義山の石を使い積み上げた技巧の巧さを今に伝えています

総門まで110段の石段を登り、さらに本殿へは一直線に

延びる165段もの石段が続きます

息を切らして100段ほど登って行くと石段が

急に歪んで見えてきました!!!

酸欠でめまいを伴う心臓病の再発かと一瞬思い不安に

なりましたが落ち着いてよ~く見ると

何と地殻変動による歪みのようでした!!!

登り切った石段を上から眺めるとかなりの

急こう配で遠くに富岡市の集落が見えました!

「唐門」

「本殿」

信仰と祈願の社・妙義神社の御祭神は日本武尊・豊受大神・

菅原道真公・権大納言長親卿を祀り、開運厄除、商売繁盛、

学業成就、火防の神、縁結びの神として広く知られています

第一鳥居から数えて275段の石段を登り権現造り、黒漆塗りの

重要文化財の本殿に参拝出来たことで山の霊気に触れ、英気を

頂き1500年の歴史を誇る幽玄な雰囲気に浸ることが出来ました

    

 

コメント
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