トルコ周遊の旅はこの大型バスで走り回りました!
観光地での待ち時間ではドライバーがいつも洗車して
綺麗な状態を保ってくれていました!
一日に600~700kmも走行するのでドライバーは二人で
乗務し休憩時間はいつも仲良くチャイを飲んでいました!
一列が三人シートのゆったりとしたVIPバスは座席ごとにモニター
が付いていて道路地図とか映画などが見られて退屈しません!
しかも30人満席のところガイドに添乗員含めて11人での旅は
空き空きのゆったり感が満喫出来て、超・快適でした!
バスはカッパドキアからボアズカレへと進んで行き、ツアーで
お馴染みの専門店や土産物店にも立ち寄って行きました
陶器の店では絵付けの実演が見られました!
店内は有名作家の高額な作品が並んでいました
他に絨毯やトルコ石に革製品のお店にも立ち寄りしました!
トルコ中部のボアズカレという街の近郊に聖所跡のヤズルカヤと
都城跡のハットウシャという古代ヒッタイト帝国の古い古~い
遺跡を巡って来ました!
ヒッタイト帝国の聖所「ヤズルカヤ遺跡」
古代ヒッタイト帝国は初めて鉄器文明を興したと云われており
エジプトと覇権を競った強大な国であったと伝わっています
「神々のレリーフ」
とんがり帽子を被った12神像は鮮明な浮彫で神々が並んで
行進しているかのように見えます このレリーフがなんと
3000年以上も昔に彫られたとはかなり驚きでした!
人類最古の帝国と云われるヒッタイト遺跡はエジプトのような
乾いた砂漠地帯ではなく、高度1000m以上の山岳地帯で風雨に
晒されて風化がかなり進んでいます このヒッタイトの遺跡を
見る前まではいくつかの文明は大河の畔で生まれたという常識が
くつがえされた思いがした遺跡です
都城跡の「ハットウシャ遺跡」
「大神殿跡」
「ライオン門」
「礎石だけが残っている遺跡」
こうした大きさの礎石跡が右にも左にも広がっていてこの上に
建物が立っていたかと思うとヒッタイト帝国の凄さが解ります
紀元前18世紀にこうした文明が既に存在していたことを知ると
その頃の日本では縄文時代後期にあたり、鉄器とか石造りの建物
とかにはほど遠く、文明の進み具合の違いに愕然としました!
そんな凄~い 世界遺産の中を羊飼いの一行が
草を食みながら、のんびりと歩んで行きました
こうして世界遺産の敷地内で羊が草を食む現在の日常の光景と
気が遠くなるほど昔の紀元前18世紀に栄え滅んだ人類最古と
云われるヒッタイト帝国の姿を想像するとそのギャップに
驚きと凄さを感じ得た遺跡めぐりでした