さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

世界遺産 薬師寺食堂の拝観

2017年07月29日 | 巡拝日記

    

世界遺産の奈良・薬師寺に今年、五月に落慶した

食堂(じきどう)の拝観に出掛けてみました!

 世界遺産「法相宗 大本山 薬師寺」

  「薬師寺の縁起」

 

薬師寺は西暦680年、天武天皇の発願によって

始まったと伝わっています 

その後の697年に持統天皇により本尊が開眼されて、更に

文武天皇の時代には堂宇が完成されて我が国随一の荘美を

誇ったとされています 

「金堂」

竜宮造りと呼ばれる金堂は二重二閣、五間四面の瓦ぶきの建物で

各層に裳階を付けた美しい堂で堂内には国宝で世界でも最高の

仏像と云われる薬師三尊像が祀られています

 「

 創建当初の白鳳様式で再建された「西塔」

 「大講堂」

 大講堂は正面が41m、奥行き20m、高さ17mもの

大伽藍で弥勒三尊像が安置されています

            

 

今年、五月に完成した「食堂」

食堂(じきどう)は僧侶が斎食をするための建物ですが

今回、復興された新食堂は多目的に

利用することを想定しているそうです

 7月1日から一般公開された食堂には田渕俊夫画伯が描いた

「阿弥陀三尊浄土図」と「仏教伝来の道と薬師寺」と称した

14枚の大画が50mの壁画になっており、この壮大な壁画を

じっくり、ゆったりと鑑賞出来たのは至福のひと時でした

 食堂前に咲く蓮の花が清涼感を引き立てていました!

   

 

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