世界遺産の奈良・薬師寺に今年、五月に落慶した
食堂(じきどう)の拝観に出掛けてみました!
世界遺産「法相宗 大本山 薬師寺」
薬師寺は西暦680年、天武天皇の発願によって
始まったと伝わっています
その後の697年に持統天皇により本尊が開眼されて、更に
文武天皇の時代には堂宇が完成されて我が国随一の荘美を
誇ったとされています
「金堂」
竜宮造りと呼ばれる金堂は二重二閣、五間四面の瓦ぶきの建物で
各層に裳階を付けた美しい堂で堂内には国宝で世界でも最高の
仏像と云われる薬師三尊像が祀られています
「
創建当初の白鳳様式で再建された「西塔」
「大講堂」
大講堂は正面が41m、奥行き20m、高さ17mもの
大伽藍で弥勒三尊像が安置されています
今年、五月に完成した「食堂」
食堂(じきどう)は僧侶が斎食をするための建物ですが
今回、復興された新食堂は多目的に
利用することを想定しているそうです
7月1日から一般公開された食堂には田渕俊夫画伯が描いた
「阿弥陀三尊浄土図」と「仏教伝来の道と薬師寺」と称した
14枚の大画が50mの壁画になっており、この壮大な壁画を
じっくり、ゆったりと鑑賞出来たのは至福のひと時でした
食堂前に咲く蓮の花が清涼感を引き立てていました!