中将姫誓願桜が見頃との情報を得て
早速、岐阜市大洞に出掛けてみました!
「如意山 願成寺」 (にょいざん がんじょうじ)
古い歴史と伝説の残る願成寺は西暦672年、壬申の乱で功績を上げた
村国男依の発案によって創建され、後の752年に聖武天皇の命により
現在の如意山 願成寺と改められたと伝わっている古刹です
中将姫は756年にこの地を訪れ、病気治癒の願掛けを行ない治癒した後、
感謝の意を込め、更には後世の女性たちの守りとなるよう誓願を込めて
一本のヤマザクラを植えたそうでこの桜を「中将姫誓願桜」と云います
昨日辺りから一気に満開となり、今週一杯が見頃かと思います
誓願桜は山桜の変化したものと云われていて花弁の数が20~30枚と多く
国の天然記念物に指定されている珍しい品種です
今年は最高のタイミングで満開の咲きっぷりが観られて
とてもとてもラッキーでした!
中将姫の桜を観ていると姫が出家したと云われる奈良の當麻寺と
當麻曼荼羅を織り込む糸を井戸に浸した石光寺を訪ねて巡拝した
時のことを岐阜の地から懐かしく思い出されます
そして29才の若さで亡くなった中将姫の悲運、哀れさも感じ入る
誓願桜の花見鑑賞となりました!