さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

出羽三山・羽黒山

2013年10月16日 | 巡拝日記

         

    羽黒山は今から約1400年前、推古元年(西暦593年)に第32代崇峻天皇の第一皇子、

    蜂子皇子によって開かれたのが出羽三山の始まりと伝えられています。

                                                            

    出羽三山神社      湯殿山、月山に続いて羽黒山に参拝します!

           鳥居の先が随神門

               祓川橋 

 

        羽黒山の「爺スギ」       婆スギもあったけど枯れ朽ちてしまったそうです。

     国宝 五重塔    平将門の創建と伝えられている塔はこの地によく似合っていました!

             

          素木造り、柿葺の三間五層の均整のとれた優美な姿で

                            東北で最古の塔は見応えいっぱいでした!

                      

          今回の旅でいちばん気になっていた羽黒山への山岳参拝 

                              いよいよ石段登りが始まります!  

   山頂に至る約2Kmの参道は樹齢300~600年に及ぶ老杉が約600本も生い茂っていて

       石段は一の坂、二の坂、三の坂に分けられて全部で2446段に及び

         ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン三ツ星に認定されているとのことでした。

         

      二の坂の急坂は別名「油こぼし」と呼ばれていてキツイ!苦しかったです。 

                         しかも・・・まだ道程は半分との声にガックリ・・・・・・

 

   二の坂の石碑                         芭蕉の三日月塚

         三の坂   

             ここまで登ってくると周囲の景色など観てる余裕など全く無くなり

                          ひたすら息を整え・・・・・休む時間が長~くなりました。

   朱色の鳥居が見えると2446段の石段登りのゴールです。            

       山頂に到着するも暫くは息が上ったままで、こんな長い石段は初めて体験しました!

 

     三神合祭殿   茅葺の木造建造物は日本最大の大きさを誇り、月山・湯殿山・

                                         羽黒山の神々が祀られている。

 

              

                     三神合祭殿でいただいたご朱印

 

    平安から鎌倉時代にかけて人々から奉納された銅鏡が埋納されている池

    切妻造り萱葺きの鐘楼    鐘は建治元年作の銘があり古さと大きさでは

                          日本有数の古鐘だそうで鐘楼と共に国の重要文化財。

    三山への参拝を終えて帰路に・・・・

     月山の山並みを眺めつつ・・・・・

    日本海  新潟県の粟島を遠~くに見て・・・・

    夕暮れの静かな日本海                                      

     心地よい参拝の疲れを癒やすようにバスは静かに新潟空港へひた走りました。

     前々から行きたいと願っていた出羽三山に詣でることが出来て大満足の旅でした。

                                         

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