四国はこんなにも山深いところだった。
遍路を続けて初めて気付きました
愛媛県大洲市、出石山の山頂より宇和島方面、大洲盆地を眺める。
山頂の境内に吹き抜ける風が心地よかったです!
別格第七番 金山 出石寺 (きんざん しゅっせきじ)
出石寺は812mの山頂にあって曲がりくねった狭い山道には苦労しました!
出石寺 仁王門
弘法大師がこの地を訪れた折、「三国無双の金山なり」と言ったことから
寺の山号を金山と称し、大師が雪中修行をされたとも伝わっている。
山高いこの地にどうやって建築資材を運び伽藍、堂を築いたのか?
歴史ある古い伽藍に出会う都度、不思議に思う!
本堂
大師堂
別格第八番 正法山 十夜ケ橋 (しょうほうざん とよがはし)
この別格札所は国道56号線沿いの交通量の多い処にありました!
本堂
大師堂
十夜ケ橋
橋の袂に 「行き悩む 浮世の人を 渡さずは一夜も十夜の橋と思ほゆ」 の歌碑
弘法大師が第44番札所に向かう途中、日が暮れて泊まる民家もなく、仕方なく川に架かる橋の
下で一夜を過ごしたと云われている。 こうしたことから橋の上では杖を突かない遍路の風習は
橋の下で寝ておられる大師を想い、静かに音を立てずに通ることから広まったそうです!