さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

冬枯れの古刹!

2012年03月10日 | 巡拝日記

     湖東三山の一つで歴史深い金剛輪寺を訪ねてみました!

                                      (3月7日撮影) 

 天台宗 金剛輪寺 黒門 

  金剛輪寺は行基菩薩が西暦741年に開山したと言われる古き歴史のある

  天台宗の名刹です。   四季折々には鮮やかな花が咲き競うお寺ですが

  この時期、参拝客は疎らで静けさの中をゆっくりと観て回れました。 

     二天門

  黒門から二天門までの参道の両側には千体地蔵がびっしりと

  立ち並び祀られていて風車が供えられていました。

                  

            二天門には七難即減を願う大わらじが下げられています。

 

   国宝の本堂

   1288年に再興された本堂は鎌倉期の和様建造物として700年を超す

   歴史ある大堂で国宝に指定されている。

   本堂にはご本尊聖観音(秘仏)、阿弥陀如来、十一面観音など十体の仏像が

  安置されていて間近で観られます。

   三重塔

   江戸末期に荒廃した三重塔は昭和五十三年に大修理が完成

   本堂横の山腹に位置しています。

    池泉回遊式庭園

    老杉蒼松の自然を背景に樹木を絶妙に配した名園古庭が水雲閣と

    称する茶室とよく合っていて国の名勝にも指定されている。

    

                  

      春には 「山桜」 「しゃくなげ」 が咲き始めて「つつじ」「さつき」が咲き

        初夏の「あじさい」が境内を美しく飾り、秋には血染めの紅葉と呼ばる

        「モミジ」に彩られるお寺だけどこの時期は未だに「しゃくなげ」の花芽

        も固く閉じたままでした。

   そんな中、椿の花がキレイに遠慮がちに咲いていたのが印象的でした。

 

 

 

 

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