湖東三山の一つで歴史深い金剛輪寺を訪ねてみました!
(3月7日撮影)
天台宗 金剛輪寺 黒門
金剛輪寺は行基菩薩が西暦741年に開山したと言われる古き歴史のある
天台宗の名刹です。 四季折々には鮮やかな花が咲き競うお寺ですが
この時期、参拝客は疎らで静けさの中をゆっくりと観て回れました。
二天門
黒門から二天門までの参道の両側には千体地蔵がびっしりと
立ち並び祀られていて風車が供えられていました。
二天門には七難即減を願う大わらじが下げられています。
国宝の本堂
1288年に再興された本堂は鎌倉期の和様建造物として700年を超す
歴史ある大堂で国宝に指定されている。
本堂にはご本尊聖観音(秘仏)、阿弥陀如来、十一面観音など十体の仏像が
安置されていて間近で観られます。
三重塔
江戸末期に荒廃した三重塔は昭和五十三年に大修理が完成
本堂横の山腹に位置しています。
池泉回遊式庭園
老杉蒼松の自然を背景に樹木を絶妙に配した名園古庭が水雲閣と
称する茶室とよく合っていて国の名勝にも指定されている。
春には 「山桜」 「しゃくなげ」 が咲き始めて「つつじ」「さつき」が咲き
初夏の「あじさい」が境内を美しく飾り、秋には血染めの紅葉と呼ばる
「モミジ」に彩られるお寺だけどこの時期は未だに「しゃくなげ」の花芽
も固く閉じたままでした。
そんな中、椿の花がキレイに遠慮がちに咲いていたのが印象的でした。