ドルフィンベルベット

高齢馬のケアと徒然日記

『若者はなぜ3年で辞めるのか?』

2012年04月10日 20時47分42秒 | 読書日記
今年も新入社員研修の時期になりました。
同じ部署で研修を担当しているので、今月はお手伝いに借り出されています。
お陰で今週はクー太郎のところへ行けません 

さて、社長文庫の3冊目は『若者はなぜ3年で辞めるのか?』です 
かく言う私も最初の職場は3年でやめました

でも、時代が違います。
今の若者は、ともすると「根性がない」とか「ガマンができない」と避難されがちですが、本当に気の毒な実情がよくわかりました。

バブルがはじけ、就職氷河期に入ると、それまで「何でもやります」的な学生では競争に勝てず、自分をアピールするために「やりたいこと」を考えさせられるわけです。
で、面接では強い意志を上手に伝えられることが重要になります。

そこで第一志望の会社に入ったとして…、果たして、どこの会社でも入社してすぐに自分のしたい仕事などできないのです。
年功序列制度が崩壊したといっても、その根は強くはびこっていたのです。

せっかく強い意志をもっていたのに、これではやる気もそがれてしまいます。
なるほど、だから優秀な人ほど辞めてしまうのですね。
本当に気の毒です 
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2 コメント

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幸せの青い鳥 (シャル君)
2012-04-10 21:52:47
そんなものを探したいのかも。若いし元気だから。でも早く地道に忍耐と努力をすることに気づかないとどんどん時間はすぎていきます。若い人たちに負けないでがんばって欲しいです。
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どちらが良いのか (alohadream)
2012-04-11 12:08:56
 ☆シャル君さん
政治家や公務員などはそのものですし、やっぱり日本の企業はまだまだ年功序列なのですね。かといってIT企業などは30歳がピークで30歳の誕生日を過ぎると居辛い雰囲気になる会社もあるようでした。
どちらが良いのかわかりませんが、既得権を主張している人たちがいる限り、変わらないということらしいです。
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