「2016 BIGBANG MADE [V.I.P] TOUR」が始まりました。中国全土の各都市で、計10公演以上がスケジュールされています。
その幕開となる3月11日(金)の上海公演に行ってきました。
会場:上海メルセデスベンツアリーナ(上海世博文化中心)
このツアーの公演名は「2016 BIGBANG MADE [V.I.P] TOUR」となっています。多くの代行業者は「ファンミーティング」として扱っていましたが、公式チケット業者、大麦は公演形態をはっきり公表しませんでした。
そんな中、上海、深セン、鄭州、南京、合肥、杭州・・・どの公演もチケットが発売から数分以内に完売という状況が続きました。
中国では2015年のワールドツアー宣伝期に、
「BIGBANGは2016年からメンバーが順々に兵役につき、これを逃すと次にBIGBANGが5人揃うのは2020年になる」
という扇り的な情報が流れ、これがチケットを高騰させた一因とも言われています。
多くのチケットがダフ屋の手に渡っており、公演当日はチケット業者「大麦」(damai.cn)が偽造チケット検証出張ブースを出すほどでした。
見たところ、公演当日のチケット取引は多くはありませんでした。
多くがタオバオなどのサイト上で事前に代行取引(ダフ屋販売)されているようです。
3月11日公演は本来の開演時刻は20:00から10分ほど遅れ、20:10に開演しました。
ステージには花道などはなく、備え付けの基本ステージのみ。
内容的にはファンミ1時間+ライブ1時間の2時間の公演でした。
ステージに韓国人の男性MCが現れ中国語でMCを始めます。
ここからおもむろにファンミ部分がスタート。
ファンミは主にゲームで、かなり単純な内容でした。
筒に矢を投げ入れるというゲーム、ルーレットゲーム、チェキ撮影、5人がそれぞれファンと対戦するゲームなどです。
ファンミ部分は、メンバーのキャラが垣間見える・・・といえなくもないです。一般的に抱かれているイメージの枠を超えるものではありませんでしたが・・・。
テヤン:ゲームを一番真面目にやり、矢を投げ入れるゲームではずばぬけて成績がいい。筋肉を鍛えているイメージが強かったですが、かなりシャープなシルエットになっていました。
スンリ:中国語会話担当はもっぱらスンリでした。ファンとの交流部分ではスンリが大活躍でスンリがいて本当によかった・・と思いました。
2012年にGalaxyツアーを見たときは、テヤンやテソンもけっこう中国語をしゃべっていたのに、今回この二人はほとんど中国語を話しませんでした。テヤンにいたっては口をいついて出る言葉が英語になっていました。
テソン:すごくがっしりした体格に。ファンミのときはテヤンと絡むことが多いです。
TOP:「好」(ハオ/YES、はいという意味)という中国語をラップのようなトーンで話すのが気に入っているようです。
Gドラ:中国語をしゃべりません。最初の挨拶のときすら英語でした。ニーハオくらい言ってくれもいいのに・・・と思いましたが、Gドラはこっぱずかしいことはしません。ファンミのときは色の薄いサングラスをかけていて、ライブになるとサングラスを外しました。
いまままで見たGドラの中で、今回が一番痩せて見えました。
ひたすらスンリをいじっていました。ほんとにスンリが好きですね・・・。
ルーレットゲームは、ルーレットが止まったところに書かれているミッションを実行するというものなのですが、Gドラが手書きでサインペンでルーレットに「KISS WITH V.I」と追加しました。
それを見たテヤンが、やはり手書きで「DEEP KISS WITH DEASUNG」と書こうとしてテソンに止められるというやり取りがあったり・・・。
夜9時過ぎになってやっとライブが始まります。
曲目はアルバム「MADE SERIES」の曲と2015年ワールドツアーのソロコーナーをくっつけたような構成です。
1.LOSER
2.BANG BANG BANG
3.IF YOU
4.BAD BOY
5.Strong baby(スンリソロ)
6.WINGS(テソンソロ)
7.DOOM DADA(TOPソロ)
8.EYES, NOSE, LIPS(テヤンソロ)
10.CROOKED(Gドラソロ)
11.GOOD BOY(Gドラ×テヤン)
12.SOBER
13.BAE BAE
14.WE LIKE 2 PARTY
15.Fantastic Baby
(アンコールなし)
ファンミパートとライブとの間の時間は5分くらいで、衣装交換はなく、ファンミと同じ割とカジュアルな衣装でライブが始まりました。
凝った舞台セットもなければ、花道もありません。
バックダンサーは男女合わせて10人ほど連れてきてはいましたが、こんなにシンプルなBIGBANGのステージは初めて見ました。
肝心の歌は、音響のボリュームが大きすぎて、スピーカー近くにいるお客さんの鼓膜がおかしくなるのではと心配になるほどでした。
スタンド席でも低音の振動が座席にダイレクトに伝わってくるほどです。気になってステージに集中できません。
全体的に何ともいえない公演だったのですが、G-DRAGON×テヤンの「GOOD BOY」が一番よかったです。
自分のソロよりも、BIGBANG5人の曲よりも、「GOOD BOY」のときがGドラが一番生き生きしているように見えます。
「GOOD BOY」のGドラは、ダンスはもちろん、ちょっとした間の取り方や手の動き、テヤンとの距離感、そして表情の一つ一つまで、すべてが完璧な圧巻のパフォーマンスです。
歌やダンスのスタイル、声質など、Gドラとテヤンはすごく相性が良いようです。
マジマクインサ、赤い夕焼などを出していた頃・・・2007~2008年頃でしょうか。活動曲の宣伝でBIGBANGもよく韓国のバラエティ番組に出ていました。
その頃のGドラは、頭の回転が速くてちょっとこだわりの強い天才肌の悪ガキといったキャラでした。
いまのGドラは、英語をしゃべる姿が妙に上品で、なんともいえない気分になります。
ライブが終わったのは22時過ぎ、約2時間の公演でした。
チケットは定価自体が高額で、アリーナ席が約3万円、スタンドで約2万円という価格設定です。それでも定価で買えたら超ラッキーというほど激戦でした。
あまり段取りの良くないファンミを1時間見せられてこの値段はないだろうと思いますが、BIGBANGには「一目でもいいから見たい」と思わせる魅力があるのも確かです。
その幕開となる3月11日(金)の上海公演に行ってきました。
会場:上海メルセデスベンツアリーナ(上海世博文化中心)
このツアーの公演名は「2016 BIGBANG MADE [V.I.P] TOUR」となっています。多くの代行業者は「ファンミーティング」として扱っていましたが、公式チケット業者、大麦は公演形態をはっきり公表しませんでした。
そんな中、上海、深セン、鄭州、南京、合肥、杭州・・・どの公演もチケットが発売から数分以内に完売という状況が続きました。
中国では2015年のワールドツアー宣伝期に、
「BIGBANGは2016年からメンバーが順々に兵役につき、これを逃すと次にBIGBANGが5人揃うのは2020年になる」
という扇り的な情報が流れ、これがチケットを高騰させた一因とも言われています。
多くのチケットがダフ屋の手に渡っており、公演当日はチケット業者「大麦」(damai.cn)が偽造チケット検証出張ブースを出すほどでした。
見たところ、公演当日のチケット取引は多くはありませんでした。
多くがタオバオなどのサイト上で事前に代行取引(ダフ屋販売)されているようです。
3月11日公演は本来の開演時刻は20:00から10分ほど遅れ、20:10に開演しました。
ステージには花道などはなく、備え付けの基本ステージのみ。
内容的にはファンミ1時間+ライブ1時間の2時間の公演でした。
ステージに韓国人の男性MCが現れ中国語でMCを始めます。
ここからおもむろにファンミ部分がスタート。
ファンミは主にゲームで、かなり単純な内容でした。
筒に矢を投げ入れるというゲーム、ルーレットゲーム、チェキ撮影、5人がそれぞれファンと対戦するゲームなどです。
ファンミ部分は、メンバーのキャラが垣間見える・・・といえなくもないです。一般的に抱かれているイメージの枠を超えるものではありませんでしたが・・・。
テヤン:ゲームを一番真面目にやり、矢を投げ入れるゲームではずばぬけて成績がいい。筋肉を鍛えているイメージが強かったですが、かなりシャープなシルエットになっていました。
スンリ:中国語会話担当はもっぱらスンリでした。ファンとの交流部分ではスンリが大活躍でスンリがいて本当によかった・・と思いました。
2012年にGalaxyツアーを見たときは、テヤンやテソンもけっこう中国語をしゃべっていたのに、今回この二人はほとんど中国語を話しませんでした。テヤンにいたっては口をいついて出る言葉が英語になっていました。
テソン:すごくがっしりした体格に。ファンミのときはテヤンと絡むことが多いです。
TOP:「好」(ハオ/YES、はいという意味)という中国語をラップのようなトーンで話すのが気に入っているようです。
Gドラ:中国語をしゃべりません。最初の挨拶のときすら英語でした。ニーハオくらい言ってくれもいいのに・・・と思いましたが、Gドラはこっぱずかしいことはしません。ファンミのときは色の薄いサングラスをかけていて、ライブになるとサングラスを外しました。
いまままで見たGドラの中で、今回が一番痩せて見えました。
ひたすらスンリをいじっていました。ほんとにスンリが好きですね・・・。
ルーレットゲームは、ルーレットが止まったところに書かれているミッションを実行するというものなのですが、Gドラが手書きでサインペンでルーレットに「KISS WITH V.I」と追加しました。
それを見たテヤンが、やはり手書きで「DEEP KISS WITH DEASUNG」と書こうとしてテソンに止められるというやり取りがあったり・・・。
夜9時過ぎになってやっとライブが始まります。
曲目はアルバム「MADE SERIES」の曲と2015年ワールドツアーのソロコーナーをくっつけたような構成です。
1.LOSER
2.BANG BANG BANG
3.IF YOU
4.BAD BOY
5.Strong baby(スンリソロ)
6.WINGS(テソンソロ)
7.DOOM DADA(TOPソロ)
8.EYES, NOSE, LIPS(テヤンソロ)
10.CROOKED(Gドラソロ)
11.GOOD BOY(Gドラ×テヤン)
12.SOBER
13.BAE BAE
14.WE LIKE 2 PARTY
15.Fantastic Baby
(アンコールなし)
ファンミパートとライブとの間の時間は5分くらいで、衣装交換はなく、ファンミと同じ割とカジュアルな衣装でライブが始まりました。
凝った舞台セットもなければ、花道もありません。
バックダンサーは男女合わせて10人ほど連れてきてはいましたが、こんなにシンプルなBIGBANGのステージは初めて見ました。
肝心の歌は、音響のボリュームが大きすぎて、スピーカー近くにいるお客さんの鼓膜がおかしくなるのではと心配になるほどでした。
スタンド席でも低音の振動が座席にダイレクトに伝わってくるほどです。気になってステージに集中できません。
全体的に何ともいえない公演だったのですが、G-DRAGON×テヤンの「GOOD BOY」が一番よかったです。
自分のソロよりも、BIGBANG5人の曲よりも、「GOOD BOY」のときがGドラが一番生き生きしているように見えます。
「GOOD BOY」のGドラは、ダンスはもちろん、ちょっとした間の取り方や手の動き、テヤンとの距離感、そして表情の一つ一つまで、すべてが完璧な圧巻のパフォーマンスです。
歌やダンスのスタイル、声質など、Gドラとテヤンはすごく相性が良いようです。
マジマクインサ、赤い夕焼などを出していた頃・・・2007~2008年頃でしょうか。活動曲の宣伝でBIGBANGもよく韓国のバラエティ番組に出ていました。
その頃のGドラは、頭の回転が速くてちょっとこだわりの強い天才肌の悪ガキといったキャラでした。
いまのGドラは、英語をしゃべる姿が妙に上品で、なんともいえない気分になります。
ライブが終わったのは22時過ぎ、約2時間の公演でした。
チケットは定価自体が高額で、アリーナ席が約3万円、スタンドで約2万円という価格設定です。それでも定価で買えたら超ラッキーというほど激戦でした。
あまり段取りの良くないファンミを1時間見せられてこの値段はないだろうと思いますが、BIGBANGには「一目でもいいから見たい」と思わせる魅力があるのも確かです。