今日、羊飼いが勤める施設にて、利用者さんと子どもたちで「三原色折り染め」をいたしました。前から少しづつ、準備をしてきたものです。
職員の子どもたちと利用者さんと一緒に、和紙を染める、それは楽しい時間でした。そして、思い思いのきれいな模様が出来上がりました。
今回は、シュトックマーの透明水彩絵の具を使用した、ひだまり工房オリジナルの折り染めをご紹介いたします。
材料・障子紙(なるべく普通のシンプルなもの)・シュトックマーの水彩絵の具(赤・青・黄)絵の具はそれぞれに水に適宜といておきます。
そして、三色を別々に入れるための小さい容器をたくさん。
これだけです。
作り方
空白
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2.長いほうを横にして半分に折ります。そして手前と向こう側にそれぞれ半分に折ります。(蛇腹にします。)
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3.端から三角形(二等辺三角形と、正三角形があります)に折っていきます。この時、巻き込まないように、外側に折ってください。
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5.いよいよ染めます。
三角の頂点を、好きな色に浸し、上をむけてギュッと押さえます。すると中まで色が染みます。そして、また違う色をつけて同じようにします。この重なりが、思いがけないような色彩をうむのです。
6.三つの角をそれぞれ染めたら出来上がりです。開くとアラアラ♪とっても素敵に仕上がって、みなさんビックリですよ。
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このように、最初は、みな三色がキッチリとバラバラの作品を作りますが、だんだん色の重なる綺麗な色が出せるようになってきます。特に子どもはどんどん作っていきます。
ドイツ製のシュトックマー社の絵の具は、シュタイナー教育で水彩画で使用しているもので、色の発色は素晴らしいものです。今回はそれを折り染めで使用してみたのです。
もし、手に入らない場合は、普通の絵の具だと色がにごって汚くなるので、かならず透明水彩にしてください。
さて、こちらは昨晩、利用者さんと試しに作った折り染めです。色がきれいに出ていますね。
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そして、こちらが本日、みなさんと作ったもの。子どもと一緒に作ったエネルギーに圧倒されそうです。
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これらの折り染めは、折り紙などに加工して、9月に小瀬公園で開催される老人作品展に出品し販売予定です。きれいな紙です。お近くの方はぜひ買いに(見に?)来てくださいね。
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折り染めが終わったあとは、一緒におやつの時間です。楽しいひとときでした。利用者さんも子どもたちとの触れ合いに笑顔が一杯です。
夏休みの一コマでありました。
さて、この紙で何をつくろうかな?楽しみが広がっています。
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