こだわりのない心・自己中心でない精神

真の健康、治癒というもの。その研修を６日間受けてきました。

他によってもたらされる健康ではなく、自分の中の力によって治癒していく、癒されていくということを、学んできました。

同種療法であるホメオパシーの考え方では、健康とは

人が肉体的にも精神的にも感情的にも完全に自由なことである・・と考えられています。

では、肉体、精神、感情の自由とはいったいどのようなことなのでしょう。人間は、この３つの要素が合わさって出来ているのです。

肉体の自由は痛みがないということ。

感情における自由は、何かにこだわらないこと。

精神の自由は、自分中心でないこと。自分のこと、自分の友達、自分の家族のことだけを考えるのでなく、世の中のいろんな人にも関心を持ち、考えられるということです。

人は、健康というと、身体だけを考えます。でも、身体に症状として病気を作り出しているもの、それは精神と感情です。

こだわりのある心、自由でない精神は、ストレスを受けやすく、そのストレスによって病気の症状を出しやすいのです。

外に現れた症状は、全てその結果でもあるのです。

シュタイナーの言う、「真の自由」も、ここにつながっているのですね。

自分では気づかないその事も、ホメオパシーで身体をケアしていくうちに癒されていることがあります。それも、自分で気づかないくらい、ゆったりとです。

ヒーラーも誰もその人に介入しないのです。あくまでその人が自分の中から自らを変化させていく。癒されていく。その手助けのみをする。

それがホメオパシーなのです。